第二十五話『ギャンブルマスター!にゃけ!』
ー前回までのあらすじー
釣りマスターになるために、この世界に降り立った人間…名前は『にゃけ』
釣りをしている間に少しづつ集まった材料のせいで、カバンがパンパンに膨れてしまっていたにゃけ。
荷物の量を減らすために、彼は『あの人物』の所へ向かうのだった…
にゃけ『俺の名前はにゃけ…生まれながらのギャンブラーだ。』
にゃけ『物心ついた時には、もうこの世界に身を置いていた…』
にゃけ『…騙し合い、裏切り。そんな駆け引きばかりが当たり前の世界さ…』
にゃけ『負けを知らない俺は、いつしかこう呼ばれるようになった…』
ーBlack Jackー
にゃけ『…さて、と。この村にもギャンブラーがいるらしいからな…行ってみるか。』
広場を抜け、トモエスカの前を通り、分かれ道に差し掛かる。
にゃけ『あの坂の上の塔…あそこにヤツがいるんだな。』
まっしゅ『キノコの森へ行ってみない?』
にゃけ『…いえ、大丈夫です』キリッ!
スタスタスタスタ…
ソノータ1『くそぅーーーーー!今日は機嫌が悪いのかぁ!?』
にゃけ『……機嫌?』
ソノータ2『やったぁ☆今日は機嫌が良いみたいね!』
にゃけ『………機嫌??』
スタスタスタスタ…
にゃけ『…くくく、なるほどな…』
彼の目の前にある光景は
喜ぶ者…落胆する者…それぞれが入り混じるものだった。
シャシャ『…次はアンタかぃ?』
にゃけ『そうみたいだな、すぐ始めようぜ』
そう言って、にゃけは5枚の銅貨を取り出した。
にゃけ『これを、1枚のカードに出来るんだよな?』
シャシャ『…行き急ぐじゃないか…嫌いじゃないよ…』
にゃけ『そりゃどうも』
シャシャ『…後戻りは…出来ないよ…?』
にゃけは、小さくうなずいた。
2人『決闘!(デュエル)』※作品を間違えました。
にゃけ(…さて、お前のジョーカーを見せてみろ!)
シャシャは、何かをつぶやくように唇を動かし
そのまま自分の世界に入っていった。
ーすると、光があふれだした!!
にゃけ(…ぐっ、何も見えない…どうなった!?)
にゃけ(……だが、俺にはこのカードがある…)
そう言って、内ポケットに手を忍ばせた。
シャシャ『ぶつぶつ……』
…やがて光は消えていった。
にゃけ(…タイミングは…逃さない…!)
シャシャ『……ふふ。』
彼女はニヤリと笑い、口を開いた…
シャシャ『…アンタの勝ちだ…持っていきな…』
差し出された手には、1枚のカードがあった。
にゃけ『………』
シャシャ『…いらないのかい?』
にゃけ『…いや、貰っておく…』
何が起きたかわからないまま…
彼は勝利していたのだ。
にゃけ『くくく…気に入ったぜ。また来る…』
シャシャ『…あぁ、いつでも相手になるよ』
にゃけは振り返りながら、内ポケットに忍ばせた手を戻した…が
ーグキッ!(足を挫く音)
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!
ソノータ3『わわ!人が転がってきたぁ!!!』ヒョイッ
にゃけは、そこが坂になっていることを忘れていた。
そして、トモエスカの前でようやく止まった。
トモエスカ『こんにちわ、にゃけさん☆ピシュルは私のお姉さんなんですよぉ☆』
にゃけ『えぇぇぇ!!そうなの!??』ガクッ…
そのまま気絶してしまった…
頑張れ!にゃけ!
第二十五話 終