第三十九話『いざ!露店へ!』
ー前回までのあらすじー
釣りマスターになるために、この世界に降り立った1人の人間…名前は『にゃけ』
前回、アメちゃんの事をすっかり忘れてしまったにゃけだったが
必要な素材がある事を思い出した。
素材を売ってるお店を見て回ったが見つける事ができないでいた。
・・・そんな時、あの男が話しかけてきた。
ロンバード『おぅ!どうした?世界が終わりそうな顔してるじゃねぇか?』
にゃけ『あー・・・実は必要な素材があるんですが、お店を見ても売ってなくて・・・』
ロンバード『確かに特別な物は売ってないなぁ・・・うーーーん・・・』
にゃけ『困りまし・・・』
ロンバード『・・・そうだ!!!』
にゃけ『ビクッ!!!』
ロンバード『そうだよ!露店があるじゃねぇか!!』
にゃけ『・・・びっくりした・・・それ何ですか??』
ロンバード『この世界に降り立った者達が、個人でやってるお店のことだ!』
にゃけ『バザーとかフリマみたいなものですかね??』
ロンバード『まぁ、そんな感じだな!サーバー1でみんなやってるぞ!』
にゃけ『さ、さーばー・・・?』
ロンバード『ガハハ!とにかく行ってみろって!モンテスやジューコフの周辺から賑わってるぞ!』
にゃけ『わかりました、行ってみま・・・』ーシュンッ(消えた音)
にゃけは管理者によって
サーバーを移動したようだ・・・(もともと0鯖にいた)
にゃけ『!!?』
にゃけ『めっちゃ人がいっぱいですやん!?』
にゃけ『・・・なんか、みんなの頭の上に吹き出しが出てるな、どれどれ・・・』
ー『EV材料』『素材いろいろ』『安いよ』『タイムセール中』ー
にゃけ『うーん・・・売ってる内容って事かな?パッと見ただけじゃわからない・・・』
にゃけ『話しかけてみよう・・・すみませーん!』
シーン・・・
にゃけ『・・・え?シカトされたのかな・・・?』
にゃけ『あ、あの人も買い物してるみたいだな』
ソノータ『ふむふむ、取り扱いが豊富だなぁ、コレ買おうっと』
にゃけ『ほおほお、並べてる商品を見て、欲しかったらお金を置いていけばいいのか』
にゃけはいろいろな所を見てまわった。
にゃけ『・・・ふと思ったけど・・・売ってる人がピクリとも動かない・・・』
にゃけ『なんかコワイな・・・動いてるのはお客さんだけだ・・・』
そう、そこに存在するのは
吹き出しを掲げた人形のように動かない人か動物・・・
そして、欲しい物を探し駆け回っている者だけだった・・・
にゃけ『・・・うーん、あの人はどこ見てるかわからないし・・・』
にゃけ『あの人は・・・ずっとこっちを見てるような・・・』
にゃけ『・・・・・・素材、ないみたいだし、帰ろうかな・・・』
にゃけは逃げるように0鯖に戻った。
ロンバード『よぅ!どうだった?賑わってただろ??』
にゃけ『人は多かったですが・・・賑わってたかと言われると・・・』
ロンバード『??それより、探し物は見つかったのか??』
にゃけ『・・・いえ、なかったです』
ロンバード『そうか・・・残念だったなぁ、まぁ、またヒマを見つけて行ってみな!』
にゃけ『・・・いや、しばらくは遠慮します・・・』
ロンバード『遠慮??何かあったのか??』
にゃけ『・・・不思議な所だった、とだけ言っておきます・・・』
ロンバード『???????』
きっと恐怖を覚えたのだろう・・・
頑張れ!にゃけ!
第三十九話 終