第五十三話『白ひげ鯨村殺人事件(解決編)』
ー前回までのあらすじー
いろいろあって、にゃけらしき人物を追い詰めた!
トモエスカ『・・・にゃけさん、ですね?』
にゃけ『・・・はい・・・えっと?皆さん揃ってどうしたんですか??』
ロンバード『長々説明してもしょうがねぇから、単刀直入に聞く・・・』
ロンバード『犯人は・・・・・・・・・お前だ!にゃけ!!』
そう言って、自分の人差し指を力強くにゃけに向けた。
にゃけ『・・・え??犯人???』
シャシャ『・・・そう、ジューコフを殺したっていう犯人さ・・・』
にゃけ『えぇーーーと?話がわからないんですが・・・???』
ピシュル『信じたくはないですが・・・にゃけさん、正直に話してください・・・』
カム『最後にジューコフさんに会った時の事を聞かせていただけますか?』
にゃけ『あの時は確か・・・調合のためにジューコフじぃさんの所へ行きましたね』
にゃけ『まぁ・・・いくつか失敗もありましたが、普通に調合をしていただいただけですよ?』
ロンバード『・・・なるほど、調合を失敗した腹いせか』
にゃけ『違いますよ!そもそも殺してなんかいません!』
にゃけ『連続で調合させてしまいましたので、身体がきつそうにしてましたけど・・・』
モンテス『このままじゃ・・・話がまとまりそうにないね・・・』
トモエスカ『・・・そうですね』
しばらくの沈黙が続き・・・ロンバードが口を開いた。
ロンバード『いいか、にゃけ。正直に話せば、罪が軽くなるかもしれん』
にゃけ『正直に話してますよ!疑ってるんですか!?』
シャシャ『・・・出来れば信じてあげたいがねぇ・・・』
カム『あなたが犯人だという証拠もありませんが・・・そうじゃないという証拠もないんですよ・・・』
その時ー
ピシュルが何かに気づいた。
ピシュル『あれ?ロイさん達がこちらに向かって来てます・・・』
トモエスカ『あぁ!その後ろに・・・ジューコフさん!!?』
モンテス『あわわ!化けて出たのかなぁ!?』
ドカッ!
シャシャの一撃がクリーンヒットした。
シャシャ『あれは、ジューコフ本人だよ』
ロイ『皆さん!ジューコフさんの意識が戻りましたのでご報告に来たのですが・・・』
ルイ『その事を報告に行くとお話したら、ジューコフさんが自分も連れて行けというので・・・』
ジューコフ『ついてきたぞぃ』
ジューコフは、どうやらピンピンしているようだ。
ロンバード『・・・状況が掴めないが、生きてたんだな??』
ジューコフ『わしを勝手に殺すんじゃない』
カム『あの状況を見れば・・・どうしてもそう思ってしまいますよ』
トモエスカ『とにかく、生きてらしたので良かったじゃないですか!』
ピシュル『これで、にゃけさんの疑いも晴れますね!』
ジューコフ『・・・どうやら、その事でにゃけには迷惑をかけてしまったようじゃのう』
にゃけ『迷惑というか、何がどうなってるのか全然わかりません・・・』
シャシャ『・・・この事件について、ジューコフから話してもらう必要があるようだねぇ』
ジューコフ『そうじゃな・・・真相はこうじゃ』
ー数時間前ー
ジューコフ『ぜぇ・・・はぁ・・・これが、最後の調合じゃな?』
にゃけ『はい、お願いします!』
ジューコフ『・・・成功すれば、五分五分・・・』
にゃけ『失敗すれば、負け越し・・・ですね』
ジューコフ『いくぞぃ!!』
目の前が眩しく光りだし、やがて落ち着いた。
ジューコフ『・・・すまぬ、負け越しじゃ・・・』
にゃけは膝から崩れ落ち、手をついた。
にゃけ『・・・くっ』タッタッタッタッタッタ・・・
その時ー
黒い何かがジューコフのお腹の辺りに飛び掛かった!
ジューコフ『・・・お、お主・・・ぐっ・・・もはや、ここまでか・・・』
ジューコフ『あやつは・・・怒っておるのじゃな・・・』
ジューコフ『意識がなくなりそうじゃ・・・せ、せめて・・・みんなに・・・この文字を・・・』
ー現在ー
カム『黒い何かとは一体・・・?』
ジューコフ『それは・・・にゃけがいつも連れておる【黒猫】じゃよ』
全員『!!!???』
ロンバード『・・・コイツが犯人なのか!?』
黒猫『にゃーお』
ピシュル『こんなに可愛らしいのに・・・』
ジューコフ『こやつは、主人が負け越したのが悔しかったんじゃろうな』
にゃけ『えええ!?そんな事があったんですか!?すみませんでした!!』
トモエスカ『主人想いの猫ちゃんなのね☆』
シャシャ『・・・しかし、あの【N】の文字は・・・?』
ジューコフ『猫の【N】じゃよ』
全員の思考が一瞬停止した。
ロンバード『・・・あー・・・納得したような・・・』
ピシュル『なんか・・・わかりにくいし、今回みたいに誤解を生むような・・・』
トモエスカ『と、とりあえずは、事件解決ですかね?』
カム『・・・それでいいでしょう・・・にゃけさんも犯人ではなかったことですし』
シャシャ『・・・なんか、モヤモヤするがねぇ・・・』
ロンバード『まぁ!最初からにゃけがそんな事するはずねぇって思ってたしな!』
シャシャ『・・・後半のアンタは、完全に疑ってたじゃないか』
ロンバード『・・・んぁ?そうだったか?がっはっは!』
・・・こうして、この事件は終わりをむかえた。
さすが、平和な村・・・と、いう感じだ・・・。
たまには釣りに関係なくてもいいよね?w
最後、雑だなぁ・・・。
モンテス『あのぉ・・・ボクの事、忘れてるよね?』
第五十三話 終