あんの地元に、車の名前がついた一風変わったごはん屋さんがあります
ノスタルジックな雰囲気で、20数年ここで暮らしてるけれど、
外から見た感じはちょっと気軽に入れる雰囲気のお店ではなくて、
最近までどんなメニューを出してるのかさえ知らなかったお店
外壁は、色あせたピンク色
何か大きくメニューが出ているわけではないので、
車で通りすぎるだけでは何屋さんなのかさっぱり分からない
昨日の日曜日、友人とランチに行くことになり、
開店直後の11時、
以前から気になっていたお店にドキドキしながら足を踏み入れると・・・・
♪カランコロン・・・
「いらっしゃいませー空いてるお席にどうぞー」
お、陰気なかんじを想像していたけど、店員さんは割と普通
テーブルは5席しかなく、3席はもうお客さんが座ってる
「ここにしよ」と友人に言われ、店の奥の薄暗い空間の空いてるテーブルに着席すると・・・
ん・・・?テーブルのうえに、つまようじの破片のようなもの(長さ3㎝程度)
なんだこれ?揚げ物の衣のようなゴミ(直径5ミリ程度のもの)が3~4個転がっている
開店1番のお客なはずなのに、なんでテーブルがこんな状態?
もしかして、昨日の閉店後清掃してないのかしら・・・・
そして、テーブルの上にはアンティークなステンドグラスの傘がついたランプが置いてある
よく見ると、せっかくのステンドグラスの傘がほこりまみれ
う・・・うーーーん・・・・・
「ねえ、ここのお席、ちょっと嫌だな、移動しよ?」
友人の「いいよー」という言葉に、移動したのは窓際の比較的明るい席
テーブルの上に食べ残しやつまようじなどのゴミは転がってなく、一瞬ほっとする
しかし、卓上のアンティークランプ、ステンドグラスの傘部分が誇りを被っているのは変わらない
店内の壁には無数のアコースティックギターやレコード、車やバイクのパーツのようなものが飾られ、
天井いっぱいには何やら植物の鉢植えが無数にぶらさがり、緑で覆われている
窓際には、花やら緑やら楽器(韓国製メーカーの、いわゆる楽器の形をした置物)が並べてあり
遠目で見る分には「わーw」となるのだけれど、このテーブルを見れば、
どうせ、このごちゃごちゃしたあたりは掃除なんかしてないんだろうと想像つくよね
「お冷どうぞ~」とグラスを差し出され、口にすると、あ、・・・これウーロン茶だ、嬉しい!
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カレー、牛ステーキ、エビフライ、ウィンナー、みそ汁、ケーキとオレンジジュースのセットで1400円
あんは辛い物苦手なので、カレーもちょっと苦手・・・お冷を口に運びながら頑張ってたのだけど
「ん???????」お冷のグラスに、何か違和感
グラス自体が茶色いガラス素材なので分かりづらいのだけれど・・・
もしかして、これ、黒カビじゃ????
ん、でもこれ外側かな・・・・・?それならまだ許せる・・・
ん・・・・でもでもでも、よーーーく見るとグラスの底の方にも、
丸いシミみたいなものがいくつもある・・・これは、間違いなく内側・・・・・
衛生管理的に不安な店だとはすぐに分かったけれど、
まさかお冷のグラスで強制的にカビを飲ませられるとは・・・・・・・・・・
向かい側に座っている、
楽器や車が好きな友人は店内の様子に喜んでごはん食べているので、
騒ぎ立てず黙っていましたが
はーーーー最悪・・・・
店内が薄暗いから、お店の人もお客さんも、ほこりとかカビとか気にならないのかしら
お肉はおいしかったのに、もう二度と行くことはないと思う・・・