~のどかな村の、それぞれの日常編~ その2
ールイ&ロイの場合ー
ルイ『・・・平和だなぁ』
ロイ『・・・ホント平和だなぁ』
ルイ『・・・それ故に、暇だなぁ』
ロイ『・・・あぁ、暇だなぁ』
ルイ『だからこそ、思うんだけど・・・』
ロイ『??』
ルイ『・・・俺らって、いらなくないか?』
ロイ『!!!』
・・・ロイは、嫌な空気を感じ取った。
ロイ『バ、バカ!俺らがいなくなったら、一体誰がこの村を守るんだ!!』
ルイ『いや、平和だから守る必要がないんだよ』
ロイ『・・・お、俺達が守ってるから平和なんだぞ!?』
ルイ『じゃあ、今までに事件らしい事あったか?この前のジューコフさんの時くらいだろ??』
ロイ『・・・そ、それは・・・た、確かに・・・ないな・・・』
ルイ『だろ?やっぱ必要ないんじゃないかって思うわけよ』
ロイ『で、でも、この仕事がなくなったら俺達はどうすればいいんだ!?』
ルイ『・・・そこなんだよなぁ、何もしない訳にはいかないし・・・』
しばらく沈黙が続き、やがてロイが口を開く。
ロイ『ルイ・・・何が正しいのかわからなくなってきたぞ・・・』
ルイ『・・・あぁ、俺もだよ。だけど、ただ一つ言える事がある・・・』
ロイ『??』
ルイ『・・・・・・それは、こんなムダ話が出来るくらい、今日も平和だって事だ』
ロイ『・・・・・・・・・・・・そうだな』
き、キミたちは、この村にとって必要だ!
ま、負けるな!二人とも!!
ーカムの場合ー
穏やかな気候の中で
爽やかな風が吹く、いつもの昼下がり・・・
カム『・・・今日はこの本にしましょう』
いつもの読書の時間・・・
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
ーその時、少し強めの風が吹き、前のページがめくられた。
カム『・・・・・・・・・・・・・・・はぁ。』パラパラパラパラパラ・・・
・・・少し、不機嫌になったようだ。
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふむ。』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
ー数時間後ー
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・なるほど。』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
カム『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』ペラッ
・・・・・・観察してても、暇なだけだった・・・。
その2 終