ーにゃけ太郎ー
※この作品はフィクションです。
実在するにゃけとは、一切関係ありません。
昔々、ある所に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へシバきに・・・
おじいさん『うぉりやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
おばあさんは川へ選択へ行きました。
おばあさん『うーむ。今日はどの魚にしようかねぇ・・・』
おばあさんが川で魚を選択していると、どんぶらこどんぶらこと、にゃけが流れてきました。
おばあさん『これは大きなにゃけじゃ・・・持って帰ろう』
そう言って、おばあさんはにゃけを自宅へと持って帰りました。
山でシバき終えたおじいさんも帰宅し、早速、持ち帰ったにゃけを切ってみることにしました。
おじいさん『ここはわしの出番じゃな・・・ふんっ!!』
パカッ!!
すると中から、元気な男の子が出てきました。
2人は驚きましたが、子供がいなかった事もあり『にゃけ太郎』と名付け、育てる事にしました。
ー月日が経ち、にゃけ太郎は立派な青年に成長しました。
そんなある日、にゃけ太郎は悪い噂を聞きました。
それは・・・
『鬼が村人をシバきたおしている・・・挙句の果てに、シバいた村人から金品を強奪している。』
正義感の強かったにゃけ太郎は、怒りのあまり、ブルブルと奮い立ち
髪の毛が逆立ちそうになりました。
【速報】にゃけ太郎がおじいさんとおばあさんに鬼退治を決意表明。
にゃけ太郎を心配したおばあさんは、残り物で作った『にゃけ団子』を持たせてくれました。
にゃけ太郎『行ってまいります!』
おじいさん『気を付けてのぉ』
おばあさん『お土産なんか、全然いらんからのぉ』
おばあさんは、欲が丸出しでした。
出発して、しばらくすると・・・
二足歩行で仁王立ちしたイヌ。逆立ちしたままのサル。飛ぶことの出来ないキジと出会いました。
イヌ『にゃけ太郎さん、にゃけ太郎さん』
サル『お腰につけた、にゃけ団子』
キジ『1つづつ、我々にくださいな』
にゃけ太郎『やりません、やりません。これは大事なお昼ご飯です。』
イヌ『そこをなんとか!』
にゃけ太郎『あげません、あげません。』
そう言って、強引に仲間になろうとした2匹と1羽のもとを離れました。
しばらく歩いていると、にゃけ太郎はお腹が空いてきたので
持たせてもらったにゃけ団子を食べました。
するとどうでしょう・・・!
口いっぱいに上品な甘さが広がり、身体の中からチカラが湧いてくるような気がしました。
病は気から。
空中に浮かび上がったにゃけ太郎は、白いオーラを放ちながら
すごい勢いで、鬼のアジトまで飛んで行きました。
鬼『キサーマ、何者だ?』
にゃけ太郎『お前をシバくためにやってきた・・・田舎育ちのにゃけ人だ』
鬼『俺をシバく・・・?あのじじいのようにか・・・??』
にゃけ太郎『・・・あのじじいのように・・・??』
にゃけ太郎『おじいさんのことかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
怒りに震えたにゃけ太郎の髪の毛が逆立ち、金色のオーラを放ち始めた・・・。
鬼『お、お前・・・本当ににゃけ太郎か・・・??』
にゃけ太郎『違うな・・・俺は、スーパーにゃけ太郎だ・・・!!』
その後、目にも止まらぬ速さで鬼をシバき倒したにゃけ太郎は
無理矢理奪われた金品を村へ持ち帰り、それぞれの村人へと返したのでした。
そんなにゃけ太郎は、村では英雄扱いされるかと思いきや
『アイツはガチでヤバイ。』との噂が広がり
村人達は一定の距離を保ちながらにゃけ太郎と接していましたとさ。
めでたし、めでたし。