*)一部フィクションです^^
前回までのあらすじ
MILUという仮想世界に召喚されたnobuひろは、数々の試練を乗り越え確実に成長していた。
そんなある日、出会いの広場で、この先いくつもの試練を共にする師匠と運命の出会いを果たした。
迷子の試練、釣りの試練、ほりほりの試練を乗り越え更にチャットの方法や走るのスキルを習得したnobuひろは、この世界でもやっていけるという自信に満ちていた。
そんなnobuひろの浅はかな考えに気づいた師匠は、次の試練を用意するのであった。
「ひろ君。コレクションブックやった?」
「え?それなんですか?」
「やってないね!じゃ次の試練は貝のコレクションブック!!」
「はい・・・」
ついてきてと言わんばかりに師匠はどんどん先に行く。
(ふふふふ 走るのスキルを覚えた俺には余裕だぜ!!)
出会いの広場から続く小道をどんどん進んでいくとアメジスト鉱山が右手に見えてきた。
更に、どんどん進む師匠。
(どこにいくんだろ?次の試練ってどんなのだろう)
「あ!ひろくん。ちょっと寄り道するね。そこのキノコに話しかけて」
「はい!!」
アメジスト鉱山を過ぎると丘が見えてきた。そのふもとには、たしかにキノコがいた。
「きのこの森へようこそ♪」
赤に白い水玉模様の頭。間のぬけた声。
(これ絶対毒キノコだな)
言われたとおりにキノコへ話しかけると突然目の前が暗くなった。
(うあ・・毒だ!絶対毒だ!俺このまま死ぬのかな・・・)
どのくらいの時が経過しただろうか・・・ぼんやりしていた意識がだんだんはっきりしてきた。
「ひろくん。大丈夫?ここがキノコの森だよ」
ぼんやりした意識の中で目を開けると師匠が心配そうに覗き込んでいた。
「あ・・大丈夫です」
師匠が話かけたころには、意識もだいぶはっきりしていた。
まだ明るい光に慣れてない眼をこらし、周りを見てみる。
緑の草原に点在する赤いキノコ。清らかな水が静かに流れている小川。橋の先には、紫色の大きなドームもある。
「お~すごい」
今まで見たことも無い風景。MILUの中に広がるMILUとは違う風景にnobuひろは圧倒されていた。
「今度、ここへキノコ狩りに来ようね」
意味深な笑顔を浮かべながら師匠が提案してきた。
「うんうん。是非!!」
未熟なnobuひろは気が付いていなかった。キノコ狩りの真実を!!でもそれはまた先のお話です。
「じゃ村に戻るよ!」
再びキノコに話しかけると目の前が真っ暗になったが最初と違い意識もはっきりしていた。
俺の顔を覗き込み今度は大丈夫と感じた師匠は再び小道を走り出した。
このあたりから潮の香りと波音が聞こえてくるようになった。
まだ見たことのない海があるはずだ。新しい世界へ誘われる期待感にnobuひろの気分は高揚していた。
大きく右に曲がった小道を抜けると師匠は一軒の本屋へ入っていった。
「ここ!!本屋のカム。この先何回もお世話になるから覚えておいてね」
俺にそう言った後、カムのほうへ振り向き
「カム!貝コレクションブック一冊下さい」
「あいよ。〇〇〇〇Gだよ。新人さんかい。がんばるんだよ」
「はい!nobuひろです。これからもお願いします」
カムから手渡された一冊の本。中を見てみるとホタテ・ハマグリなどの貝の名前と数字が書いてあった。
「はい。次こっち行くよー」
nobuひろの不安なんて関係ないとばかりに今来た小道を戻って行く師匠
かばんに本をねじこみすぐに師匠の後を追いかける。
「はい!!ここで掘るよ」
「あれ?ここってアメジスト掘ったとこだよね?貝なんているの?」
「うん。いるよ」
(貝って海じゃないの?アメジスト鉱山で貝なんて出るのかな?)
疑問を抱きつつも掘ってみたが、やはり採集できるのはエビとアメジストばかり。
半信半疑な俺を知ってか知らずか師匠もホリホリしてる。
「はい!ひろ君これ」
差し出された師匠の手には貝殻が輝いていた。
「すごい!ここで本当に貝殻採れるんだ」
「うん。これをさっき買ったコレクションブックに入れて」
コレクションブックを開き貝殻の部分に持っていくとピッタリとはまり白い光が輝いた。
「お~!!」
nobuひろの貝ほり試練はまだ始まったばかりである。
その4へ続く!
やばい・・これまだMILU初めて4日目ぐらいの出来事なんだけど・・途中ワープするかw