夏祭り 浴衣
夏本番、夏祭りなどが増え、
歩道をゆく浴衣姿の女性をチラホラ見かけるようになった。
それにより、街の往来における「ユカタミン濃度」が急上昇する事は疑いようもなく、
重度の「ユカタミン中毒者」である私にとって、
なんとも嬉しくも悩ましい季節なのである。
浴衣姿の女性の清涼感をともなう途方も無い色気に、
つい目を奪われ、正常心を失うことも一再ではない。
昨日もガソリンスタンドで、
浴衣姿の従業員が給油しているのが目に飛び込んできた。
「わぁ~、浴衣姿の従業員が入れてくれるんだ!」
「きっと繁盛するよね、色気もあるし」
「それじゃー、ここでガソリンいれようか」
車を給油スタンドに付けて、従業員を待つ。
胸をときめかせて待つが、なかなか来ない。
ふと前を、先ほどの浴衣姿の女性が車を運転して去って行くのが見えた。
よく見ると、スタンドの看板に「セルフ」と大きく書かれていた。
これも、ユカタミン中毒のなせる幻覚なのであろうか?