https://www.carsensor.net/contents/editor/category_1585/_24378.html
通勤には車を利用、休日の趣味はドライブ、近所への買い物さえもついハンドルを握ってしまう。車好きにとっては当たり前の光景かもしれない。しかし、それだけに運動不足は気になるところだろう。
「保険の窓口インズウェブ」が発表した調査結果によると、「クルマ利用者の62%は運動不足」と感じているという結果になった。特に、車の利用者は40~60代が中心で、「年齢と体力の関係が結果に表れたのではないか」という分析がなされている。
この結果は、「クルマ利用者のスポーツへの関心や日頃行っている運動について」の調査の一部。ほかにも、いくつかの質問がなされている。例えば、「運動する頻度」については、「運動をほとんどしない」と答えた人が41.5%、「月1~2回」、「数ヶ月に1回」を含めると62%を占め、過半数以上が運動不足だということがわかった。
「運動をあまりしない・できない理由」については、「時間に余裕がないから」が46.6%でトップ。次いで、「面倒になって長続きしないから」が28.9%。そして、「車に頼ってしまうから」が18.4%と続いた。
では、運動をしている人は日頃どのようなスポーツを行っているのだろうか。
最も多かったのは「ゴルフ」で、次に「ジョギング」、そして「サイクリング」と続く。ジョギングとサイクリングは、昨今のブームも影響しているのかもしれない。ちなみに、「日頃行っている“スポーツ”」ではなく「日頃行っている“運動”」という聞き方をしたところ、最も多かったのは「ウォーキング・散歩」だった。
最後に、「日常でできる運動や体力づくりで心がけていること」の質問には、意外にも「自動車を控え、徒歩や自転車移動している」が29.6%でトップ。運動不足の原因に、車に頼ったしまうと答えた人が多い一方で、なるべく車に頼らないという人も少なくないことがわかった。ほかには、「エスカレーターやエレベーターを極力使わない」24.9%、「ちょっとした時間に体操やストレッチをしている」21.6%などが続いた。
年末年始の休みで正月太りが気になる人は、一度自分の行動を見直して適度な運動を心がけてみてはどうだろう。
https://www.think-sp.com/2012/05/15/tw-mycar-undoubusoku/
車ばかりに乗っていると運動不足になりがちなので、時間が見つけて運動をしましょう、とよく言われますね。
この意見に対しては、誰もが納得していると思いますが、最近アメリカでも、これを裏付ける研究が発表されましたので、ご紹介します。
アメリカのワシントン大学の研究チームが、4300人を調査した結果、マイカーで長距離通勤している人は、ウエストサイズがより大きいだけでなく、心臓血管の健康レベルがより低く、血圧も高く、肥満度指数を表すBMIの値も高いことがわかりました。
また、長距離通勤者は、短距離の通勤者と比べてフィットネスジムや運動のレッスンを受ける機会も少ないことがわかりました。
研究によりますと、通勤距離が15マイル(約24キロメートル)を超す人は、肥満である確率が高く、10マイル(約16キロメートル)以上の通勤距離は、高血圧に関連性があるとしています。
研究者の一人は、「通勤距離が長いことで、エネルギーの消費量が減少する可能がある」と指摘していますが、車に乗っていればあまり身体を使わないので、エネルギーも消費しないのは当然といえば当然ですよね。
マイカーで通勤している人は、エレベーターを使わずに階段を上るなど、できるだけ運動不足を解消する努力をしてください。とくに、通勤距離が長い人は、健康維持のために暇を見つけて身体を動かす努力をしましょう。