虫の出す音を「声」として認識してるのは、日本人の特徴だそうです。
脳の音やノイズを認識する部分ではなく、言語野が反応するとか。
でも、昔の情報だから、今では「そうでもない」って事になってたりして。
脳の働きの解明はもとより、虫の声を「ただのノイズ」としか受け止めてない人が増えてるかも。
そういえば、「ダーウィンが来た」が秋の虫に関してでしたね。
ほぼ見てませんが。
若いオスは最初音痴だというのは興味深かった。
羽が固まりきってないのか、こすり合わせる部分のちょっとした摩耗具合による響き方なのか。
はたまた、翅の動かし方の問題なのか。
あ、更にそういえば、「アリとキリギリス」の原題は「アリとセミ」なんですってね。
そこからセミになじみのないヨーロッパ北部向けに「アリとバッタ(等)」になったんだとか。
で、ヨーロッパ北部から日本に話が伝わって、バッタは具体的にキリギリスになったらしい。
それにしても昔から不思議だったんですよね。
キリギリスが「夏にギターを弾いている」描写。
鳴くのは立秋の後だから秋の虫でしょ。
でもまあ、元がセミだったって言うなら、しかたない。
秋の虫も早くからなく奴いるしね。