今回のお題は「デリバリー」です。
僕自身はあまりデリバリーを利用したことはないのですが、会社で僕のほうがそれに近いことをしています。
社内の給食施設的なところで働いているのですが、1kmぐらい離れたところに、本館と別館があって分かれているのですよね。
調理作業は本館のほうでやっているのですが、僕は別館のほうの業務です。
で、別館のほうの支度が終わって、料理が程々出来たころを見計らって、本館に社用車で行って少しお手伝いをしたあと、車にお料理を積み込み。
その後、別館に戻る形で配達しています。
で、車の運転ですが、料理が乗っているときって本当に気を使います。
急ブレーキ、急ハンドルはご法度、そんなことをしたら料理がひっくり返ってしまいます。
本当に足に全神経を集中して、ブレーキやアクセル操作をしています。
とまあ、結構料理を運ぶ運転って難しいのです。
ところで最近、急にデリバリーサービスが増えましたね。
コロナ禍の影響もあってか、会社が大量にでき、スタッフも大量に増えました。
なんちゃらEats、なんちゃら館、なんちゃらDiとか。
見ていると結構激しい運転をしています。
たまにバス停から出ようとしている路線バスの前に割り込んだりもしています。
いやいや、そこ死角だから、いつかバスに轢かれちゃうぞって見ていて思いました。
しかし、自転車や原付って、もともと結構不安定ですよね、車に比べると。
でも、なぜあんな運転で、料理がひっくり返らないのか不思議でしょうがないです。
一体全体どうなっているのでしょうかね?
理由、知りたいところです。
ちなみに、ああいう出前委託は、原付や自転車などでやるのであれ問題ありませんが、自動車でやる場合は一般貨物自動車運送業とみなされますので、自家用車(白ナンバー車、軽自動車は黄ナンバー車)でやると、道路運送車両法にて違法となってしまいますのでご注意ください。
要は、クロネコヤマトみたいな宅配業者と同等の仕事とみなされるのですよね。
なお、人間のご遺体なども「貨物」と見なされるため、霊柩車も一般貨物自動車運送業(運送用トラックの一種)となり、白ナンバーの霊柩車は存在しません。
(なお死んでいる人間は「旅客」とは見なされない為、道路交通法に於ける自動車運転免許証第二種は必要ありません)
なお同じデリバリーでも、僕みたいに社内の給食を移動させたり配達したり、お店でも自分の店で直接雇っている
出前持ちがお店の車で出前をする場合、それは一般貨物自動車運送業とは見なされず、あくまでお店の販売業務の延長になりますので、自家用車(白ナンバー車)での業務が可能です。
スクールバスでも、学校の事務員や用務員、教員などが運転して生徒を送迎する場合には、自家用バスで第一種免許での運転が可能ですが、学校が他社に送迎を委託している場合は、事業用自動車(緑ナンバー)が必要ですし、運転士は第二種免許を取得する必要があります。