アニメを配信する側も賢くなっていて、そんなムダな金を使って放送をするくらいなら配信で見てもらう方が良いと切り替えています。
多数のウィンドで見てもらう方が利益率も高いですし、グッズもうれますしね。
テレビのゴールデンタイムで一度しかその時間に流せないという視聴よりもいつでももしくは、ある一定期間自由に視聴時間を選ばないでスマホからもテレビからもパソコンからも見ることができる配信の方が視聴世帯が多いです。
なんせ相手は数千万世帯もしくはもっとすくない視聴しか見込めないのに制作費の半分くらいを獲っていくテレビ放送と、枠を深夜帯に買っておいて放送はしつつ、配信もするという方式。
かたや世界配信にすれば述べで10億人以上の視聴の可能性があり得るネット配信どちらが商売として旨味があるか。
つまり、アニメ産業からみればとっくにテレビはオワコンでウインドの一つとしてとりあえず制作委員会にも入っているから枠を買ってやって決まった枠で低額で放送をする。
そして、収益はネット局と配信先を増やすことで、上げるという手法にシフトしていて、円盤もとりあえず小ロット国内販売ぶんだけ出すという感じで、あまり数を作らないようになっています。
ですから、テレビのゴールデンタイムにはアニメというコンテンツからみれば旨味はなくコストがますだけで、テレビ局にたくさん金を払ってコンテンツを独占されるよりも配信先をいかに確保するかが慣用になっています。
十分な制作費を出せるだけのゆとりがテレビ局にはすでにありません。
だから、100%視聴者が獲得出来るコンテンツ以外に投資することは有りません。
だから、NHKもあとから金を出して進撃の巨人の放送権をとったし、フジテレビも鬼滅の刃がヒットしたから金を出したわけです。
つまり、作り手も何が当たるかわからないので、オリジナルは論外、続編もヒットが確実に見込める作品でないと駄目というわけで、テレビ局も制作費減に苦しんでいるし、それは戻ってくることはないでしょうね。