1966年(昭和41年)2月13日 新宿・伊勢丹屋上遊園地の様子です。
東京唯一のデパート屋上遊園地 かまたえん
長崎にある屋上遊園地(浜屋百貨店)
突然ですが、
デパートの屋上遊園地って、最近見かけなくなったと思いません?
https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/kanou01
1970年代に行われた消防法の改正により、火災などの際の避難場所として屋上の半分を空き地にしなければならなくなった。
「乗り物系はバブルの頃すごかったですよ。少子化で子供の数が少なくなった分、おじいちゃん・おばあちゃん・両親に子供ひとりで来るでしょ。そしたら子供が『ひとりだとイヤ!』って言ってダダをこねるから、みんなで乗るんですね」
やっぱり子供の出生率が下がっていくにつれてお客さんも減って。今は売り上げも集客も、全盛期の10分の1以下くらいになってるだろうねえ。
「ほかにも、気温や気候に左右されるのも大きいかなあ。イベントなんかも、夏の暑い時にお子さんを屋外には出せないってことで、ここではやってないので」
「今はスマホとかが出てきて、そもそも出かけなくても家の中でめっちゃ遊べてしまいますもんね…。屋外ってなると余計に減っちゃうのかもしれないですね」
「外だからこそ動き回れる乗り物があったり、ここならではの楽しさがあるんですが……。雨やら風やらに毎回対応しなきゃいけないし、手間がかかるからね……」
今回のお話でわかったのだが、少子化に始まりさまざまな理由が絡み合った結果、屋上遊園地は減少してしまったようだ。
屋上遊園地を長く見てきた田中さんによると、「子供の人口が減った」というお客さんの問題と、「屋外ゆえに管理が大変」という問題を感じるとのことだった。
このように「いろんな方面に問題があるからこそ、すべてを解決できない」「問題を解消する労力を費やせないために、閉園」してしまう場所が多いのだろう。