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寝具として電気毛布を使っている人も多いと思いますが、一般的には電気を使用しており、家電に分類されます。
最近の家電は昔の家電に比べ、電磁波がそれほど発生しないように作られていますが、それでも多少の電磁波は発生しています。
電気毛布は電磁波が心配だから使いたくないと考えている人もいるかもしれませんね。
実際電気毛布を使うことで健康被害が発生したりするものなのでしょうか。
電磁波による人体への影響がどれくらいあるか、危険なのかについて考えてみたいと思います。
電磁波の強さを示す磁界の単位にμT(マイクロテスラ)やmG(ミリガウス)という数値がありますが、1μTで10mGです。
一般的に電子レンジや電気ストーブ、ドライヤー、エアコン、洗濯機などは強い電磁波が発生するといわれています。
商品にもよりますが、電気毛布の電磁波は4から6μTといわれており、こういった家電に比べ、電磁波はかなり弱いといわれています。
国際的にまた国内の基準でも電磁波は200μT以内に抑えるようにガイドラインは決められています。
実際に健康に被害を及ぼす数値は200μTよりもはるかに高い数値ですから、4から6μTという数値はかなり安全ということが分かります。
ただ電気毛布は電磁波自体は弱いものの、長時間使用することに問題があります。
ですから就寝中常に電気毛布の電源を入れるのではなく、タイマーをセットするなどして付けっ放しにしないようにすると良いでしょう。
また電磁波カットされた電気毛布を使うのもおすすめです。
ちなみにこたつやホットカーペットも電気毛布以上に電磁波を発生させているそうです。
電気毛布は怖いから使わないといっても、こたつやホットカーペットを使って寝ているとしたら、同じように長時間電磁波を浴びることになるので、注意しましょう。
電気毛布は体に悪いって本当?なぜそう言われているのかを解説
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冬に体をあたためてくれる電気毛布。あたたかい布団に包み込まれるように使えるので、多くの方が就寝時に利用していると思います。寒い季節には大活躍するアイテムですよね。
体を温めたまま寝られることで人気の高い電気毛布ですが、就寝時での使用が体に悪影響を及ぼすという心配の声も上がっています。
そこでこの記事では、電気毛布が体に悪いと言われている原因について解説していきたいと思います。さらに、どのように使用したら体に悪影響を及ぼさずに済むのか、電気毛布の適切な使い方についても紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
電気毛布が体に悪いと言われる根拠の1つは、脱水症状を引き起こすことです。電気毛布の場合は、寝ている間に大量の汗をかくのが原因となります。特に布団と一緒に使っていると更に高温になり、汗の量も増えてしまいます。
体から水分が失われると喉が乾燥します。乾燥した喉は炎症が起こりやすく、雑菌の侵入を簡単に許してしまい、風邪をひきやすくもなると言われています。
電気毛布を使うと熟睡できないというのも、よく言われることです。睡眠不足になると疲れが充分に取れず、これが続くと確実に体調不良を招きます。
人間の体は体温を下げることで睡眠に向かうものです。睡眠時は体温を低い状態で保ち、眠りを深くして脳や身体を休ませます。しかし、就寝時に使うと体温が高いままになり、入眠を妨るだけでなく、深い眠りにつくこともできなくなってしまいます。
睡眠時に電気毛布を使うと、体温調節が苦手になるとも言われています。人間の体には生まれつき体温調節機能が備わっているものです。寒い時は筋肉を活動させて体温を上げ、暑い時は汗を出して体温を下げます。
小さな子ども、お年寄りは特に体温調節機能が弱いです。就寝中に電気毛布を使うと、自力で体温を上げる必要がなくなり体温調節機能がますます低下します。そのため寒い外気温に触れた時、適応できなくなる可能性もあります。
暖房器具を使うと、身体から水分が奪われるのは事実です。その影響が顕著に現れるのは肌で、電気毛布を使って眠るとせっかく保湿した肌もかさかさになるとよく言われます。
日本の冬は空気が乾燥しているので、特に暖房を使わなくても肌が乾燥するものです。電気毛布の電源を一晩入れっぱなしにして眠ると、更に大量の水分が奪われて乾燥が酷くなってしまいます。
家電製品から出る電磁波が体に悪いのではないか、というのも時々話題になるものです。実際に妊婦さんや心臓にペースメーカを入れている人は、強い電磁波を出す機器に近づかないことを推奨されています。
しかし電磁波が人体に悪影響を及ぼすという科学的根拠、医学的根拠は未だにありません。特に日常で使う家電製品が発生する電磁波は弱いものです。特に電気毛布はその中でも弱い部類に入ります。
また電化製品はどんなものでも、電源を入れない限り電磁波を発生させることはありません。それでも気になる場合には、カバーなどを使用することで、電磁波を遮断することができます。
電磁波の影響について最も心配されるのは、心臓にペースメーカーを入れている場合です。ペースメーカーが電磁波に反応すると正常に働かなくなり、最悪の場合は命に係わると言われています。
しかし日常的に使っている家電製品には、ペースメーカーに影響を与えるほどの電磁波を出すものはありません。携帯電話もペースメーカーから22cm以上離して使えば影響がないと言われています。また電気毛布の場合は、電磁波より漏電の方が問題です。
電磁波については問題ないと言われても、電気毛布は体に密着させて使うものです。もし心配な方は念のため、医師に相談してから使うことをおすすめします。
就寝時に電気毛布を使う場合は、一晩中つけっぱなしにしないことが大切です。ベッドに入る時間の30分~1時間ほど前になったら電気毛布のスイッチを入れ、あらかじめ暖めておきましょう。
布団に入る前にスイッチを切る、どうしても寒い場合はタイマー機能を利用して30分後に電源が切れるように設定しておくとつけっぱなしにならないので安心です。
また電気毛布は、体の上に掛けるより敷く方がおすすめです。暖かい空気は冷たい空気よりも上に行く性質がありますので、体より下になる位置で空気を暖める方が恩恵を受けやすくなります。床が暖かくなることで、「床冷え」から体を守れるのもメリットです。
電気毛布の間違った使い方の1つは、一晩中つけっぱなしで使うことです。そしてもう1つは、その電気毛布のタイプに合わない使い方をすることが挙げられます。
電気毛布には、掛けるタイプ・敷くタイプ・両用タイプと使い方によって3種類に分かれています。敷くタイプの電気毛布を掛けて使う場合はあまり問題が起きませんが、掛けるタイプの電気毛布を敷いて使うのは絶対に控えましょう。
掛けるタイプの電気毛布は柔らかいので、内部の電熱線が荷重に耐えられません。敷いて使うと、火災や事故が発生する恐れがあるので注意してください。
電気毛布の中には、電磁波カットの商品もあります。一般的な電気毛布と電磁波カットの仕組みの違いは、以下の通りです。
- 一般的な電気毛布・・・毛布内に電熱線が組み込まれている
- 電磁波カットの電気毛布・・・1本のコード(電熱線)の中に電流の向きが違う2本の電流を交差させることで電磁波の発生を抑える
電磁波カットの電気毛布には、電磁波を99%カットを謳っている商品もあります。本当に電磁波カットされているか心配な場合は、信頼できる大手メーカーの製品を選ぶのがおすすめです。