今回は決して軽く見てはいけない「新型コロナウイルス後遺症」について詳しく聞きました。
オミクロン株に感染した人たちの中には「軽症でもつらい」と訴える人もいます。実際にオミクロン株に感染した人の症状を取材してみると、のどの痛みやせき、倦怠感以外の症状があることがわかりました。
20代男性で「筋肉痛」「関節痛」、50代女性でも「筋肉痛」「関節痛」の症状を訴えるケースがありました。詳しいことは分かっていませんが、今のところ、専門家は「デルタ株よりも症状の種類が多い」可能性を指摘しています。
9月20日から接種が開始した新型コロナのオミクロン株対応ワクチン。アメリカのファイザーとモデルナがそれぞれ開発したもので9月12日に承認されたばかりのものです。効果については、オミクロン株と体内で戦う中和抗体の量が、いままでのワクチンより1.5倍以上になる一方、感染予防効果や重症化予防効果については具体的なデータがありません。今までのワクチンとの作り方の違いや、効果に関する評価などについて丁寧に解説します.
神戸市在住の20代の女性。デルタ株が主流だった2021年8月、新型コロナに感染。その後、5カ月間、味覚と嗅覚の異常が続きました。
名古屋市には、1000件以上の相談が寄せられています。相談の中身は、長引く頭痛、倦怠感、めまいなど多岐にわたります。
愛知県看護協会・高木仁美専務理事:「こんなにも多くの方たちが副反応で長期にわたって苦しんでいる」
札幌市でもワクチンによる副作用を訴える人がいます。