http://recondoo.sblo.jp/article/181939444.html#smartc1
まずは、スマートウォッチとは何か、どんな種類があるのか、売れてるのか(略歴と現状)について解説します。
スマートウォッチとは何か?
スマートウォッチとは、
スマートフォンをサポートするウェアラブル端末のこと。
ウェアラブル端末とは、身につけて持ち歩ける情報端末の総称です。
具体的には、眼鏡やゴーグル、腕時計、イヤホンのような形をした
体に装着して使える情報端末の総称です。
スマートウォッチのばあいにはスマホとBluetoothで連携することで、メール通知を受けとったり、音楽を再生できたりします(くわしくは後ほど説明します)。
種類
ここでは、スマートウォッチ自体の種類、ウォッチフェイスの種類、ベルト材質の種類について解説します。
まず、スマートウォッチは2種類に大きくわけれます。
- スマートウォッチの種類:
- 腕時計をベースとしたスマートウォッチ
- 機能性にすぐれたスマートウォッチ
ようするに、腕時計としての良さを重視するか、機能性を重視するかでスマートウォッチは2つに大別できるということです。
腕時計好きにはハイブリッドウォッチ
カシオやシチズンなどの時計メーカーがおもに製造。
腕時計本来の良さを活かしたスマートウォッチが、ハイブリッドウォッチです。
ハイブリッドウォッチには、
電池の持ちがよいものがおおいという傾向があります。
ベースはあくまでも腕時計であり、追加機能としてメール通知を受けとれたりするイメージです。
たとえば、カシオの
プロトレックなんて、格好いいですし、とても人気があります。
ただし、腕時計としての品質は落とさずに、そこへデジタルな要素を上乗せしてるので、販売価格は高め。最低でも5万円はみておく必要があります。

健康管理に便利なスポーツタイプ

ハイブリッドウォッチとは対照的に、数日おきの充電が必要なものの、機能性にすぐれたスマートウォッチもあります。
それがスマートウォッチ市場を牽引してる、
リストバンドの進化系のようなスポーツタイプのスマートウォッチです。
参考:
スポーツタイプの実例活動量計(フィットネストラッカー)などのアクティビティ関連の機能が充実してます。
運動や健康状態をチェックできるグッズが腕時計になったものとみなすのが適切です。
スポーツタイプのおおくは、数千円でも購入可能で、激安なのも魅力です。
ウォッチフェイスの種類
つづいて、ウォッチフェイスの種類について解説します。
スマートウォッチのウォッチフェイス(盤面)の形状は、丸型と長方形型、正方形型の3種類です。
スマホメーカーのスマートウォッチとハイブリッドウォッチは、丸形が基本。
腕時計にはやはり丸型が似合うからでしょう。
腕時計としての格好よさを追求するなら、丸型がベストバイです。

これに対して、スポーツタイプでは、長方形型が圧倒的に多いです。ついで、角に丸みをおびた正方形型となってます。
スポーツタイプによく採用される
長方形型の強みは大画面であること。
長方形のほうが文字盤がみやすく、各種アプリの利用に適してるからです。
ベルト材質の種類
ベルト(バンド)もバラエティに富んでます。
主流はプラスチック製のベルトです。
スポーツタイプでは、ゴムのようにしなる特殊なプラスチックを採用してることがおおいです。
メタルやレザー、シリコンなどもあります。
5万円以上の高級なスマートウォッチでは、メタルバンドやレザーバンドをよく採用してます。
略歴と現状
「そもそもスマートウォッチって売れてんの?」Apple Watchの発売日は2015年4月24日。
スマートウォッチが登場した当初は、バリエーションが以下の3タイプしかありませんでした。
- 初期のスマートウォッチの種類:
- アップルのApple Watch
- Googleの腕時計端末向けOS『Android Wear』搭載のスマートウォッチ
- クラウドファンディングで開発されたスマートウォッチ
ところが、2020年時点では時計メーカーも参入。機能も選択肢も増えてます。
スマホメーカーだけでなく、時計メーカーも参入したことで、腕時計にスマートウォッチという新ジャンルができたほどです。
都内では、スマートウォッチ・ユーザーをよくみかけますよね。

スマートウォッチで何ができる?
特に評判のよい機能から順番に、スマートウォッチで何ができるか解説します。
メールやLINE通知の受信
GmailやLINE、Twitter、Facebook、Instagram、Pinterest、Youtubeなどの通知を受信する機能をほぼ全てのスマートウォッチが搭載してます。
- 通知機能のメリット:
- 仕事中などスマホが見れない状況でも、通知を手軽に確認できる
- スマホのチェック回数を減らせる
- スマホのチェック回数が減るので、モバイルバッテリーを携帯する煩わしさから解放されることがある
- 通知機能の弱点:
- スマホが手元にないと、通知が受けとれない
基本的にスマートウォッチは、身近にスマホがないとメールなどの通知を受けとれません。
スマホが受信した通知を、スマートウォッチで受けとって通知するからです。
※Wi-Fiがつかえるスマートウォッチならば、スマートウォッチ単体でもWi-Fi環境下なら通知を受けとれます。が、Wi-Fi対応機種はめったにありません。
手ぶらで運動できる

スマホを携帯せずにできる機能もあります。
時刻表示や電卓機能もそうですが、運動関連のデータは
スマートウォッチ単体で記録できる機種がおおいです。
心拍計や歩数計、移動距離、カロリー消費などのことです。
いままでスマートフォンを手にもちながらランニングなどの運動をしてたひとからすると、スマートウォッチは使い勝手がいいです。
ちなみに、スポーツ用途でつかいたいばあいには、GARMINのスマートウォッチがおすすめですよ。
参考:
GARMINのスマートウォッチ音楽の視聴
スマートフォンで音楽を聴くと腕が疲れます。バッテリーを急速に消費しもします。
音楽とスマホは、相性の悪い組みあわせです。
ところが、スマートウォッチをつかえば、
ワイヤレスイヤホン(Bluetoothイヤホン)と連携して、音楽が聴けます。メモリー内蔵のスマートウォッチもあり、スマートウォッチ単体で音楽再生ができる機種もあります。
参考:
音楽が聴けるスマートウォッチは3種類 タイプ別に調査した結果まとめアプリのインストール

スマートフォンと同じようにアプリをインストールできる機種もあります。
目的や用途に応じて、自分好みにカスタマイズできるのも、スマートウォッチの魅力です。
インストールはスマホでおこないます。もちろん、ほとんどのアプリが無料です。

地図の閲覧
時刻を確認する要領で、グーグルマップなどの地図を確認できます。
マッチョ紳士調べでは、外回り営業のひとが便利だと言ってるのをよくみかけます。
できること一覧
スマートウォッチでできることは、ほかにもいろいろとあります。
スマートウォッチでできることの一覧は、以下でまとめてます。
スマートウォッチはスマホなしで何ができる?使い道(活用事例)など選び方と注意点
スマートウォッチとはどんなものか、何ができるのかが一通りわかったところで、最後に、スマートウォッチの選び方と選ぶさいの注意点についてまとめます。
対応OS
大部分のスマートウォッチは、iOS・Androidともに対応してます。が、すべてのスマートウォッチが両対応してるわけではないので注意が必要です。
両対応してても、iPhoneなら問題ないが、Androidだと部分的に機能が制限されるといった機種もあります。

防水性能
腕時計の一種なので、スマートウォッチにも防水機能があります。
スマートウォッチをみてるとよく目にする『IP67』などといった表記がそれです。
腕時計でよくみる10気圧防水などといった表記法と違うので、戸惑うひともおおいようです。が、アレのスマートウォッチ・バージョンと思っておけばOKです。
IP67などのIPコードをはじめ、スマートウォッチ関連用語については以下にまとめてます。
スマートウォッチ関連用語の解説
充電性能
使い方や機種によりますが、
数日に一回の頻度で充電するスマートウォッチがおおいです。
「スマホを充電するのにあわせて充電すれば、たいした手間じゃなくね?」という人もいるかもしれませんが、充電性能についてもきちんと確認して選びたいですね。
通話できないのが普通
「スマートウォッチ単体で通話ができるんでしょ?」と勘違いしてるひとを散見します。
ところが、通話できる機種とできない機種とがありますし、大部分のスマートウォッチは
通話ができません。気をつけてください。
寿命
ここでは、バッテリーと革バンドの寿命について解説します。
バッテリーの寿命
スマートウォッチの電池は、
スマホと同じリチウムイオン電池です。
そのため、スマホと同じで、
500回ほど充電をすると電池が劣化して、本来の半分くらいしか充電できなくなります。
よって、
「スマートウォッチって何年くらい持つの?」と疑問に思うひとは、スマホが参考になりますよ。
もちろん、スマホよりは頻繁&長時間画面をみないので、
スマホよりは長持ちするのが一般的です。
トータルでみると、
スマートウォッチの寿命は腕時計と同じくらいと考えると妥当です。
革バンドの寿命

革バンド(レザーバンド)が好きなひとは大勢います。
皮革製品は手触りがいいし、味があっていいんですよね。
とはいえ、
革バンドの寿命は1年~2年です。
雨などで濡れると一気に寿命が縮みます。水分をふくむと革はフヤけるからです。
もちろん、腕時計のバンドを、そのままスマートウォッチでも使える(1000円程度)のが普通なので、バンド交換をすれば、済む話ではあります。時計の修理屋に持ち込む方法もあります。
まとめ
今回は、スマートウォッチとは何か、何ができるのか?、選び方と注意点をまとめました。
最後に、とくに重要な点について簡単にまとめます。
まとめスマートウォッチとは? |
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スマートフォンをサポートするウェアラブル端末 |
スマートウォッチでできること |
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- メールやLINE通知の受信
- 手ぶらで運動できる
- 音楽の視聴
- アプリのインストール
- 地図の閲覧など
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注意点 |
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- 対応OS
- 防水性能
- 充電性能
- 通話できる機種はすくない
- バッテリー寿命は腕時計とだいたい同じ
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