数年前に、今はもうつぶれたハードオフの閉店セールでジャンクとして買った、「がんばれゴエモン外伝2」が、今日やっとこさファミコンに差してみたら、動きませんでした。
接点洗浄剤を用いても、全然動きません。
ファミコン本体の方は、接点洗浄剤と接点復活剤の両方を使っているので、接触は問題ないはずです。
カセット側に原因がないものは、全部動いています。
という訳でカセットをよーく見てみると...
基板の端子部分の銅箔が腐食していました。
そこに繋がってるパターン辿って、テスターを当ててみるとやっぱり導通してません。
一応ジャンクのレトロゲームですが、修理してもいいかと思い、修理なんかをおっぱじめました。
そのパターンのひとつが、基板上の一つのICの足に繋がっているので(腐食して断線しているけど)、ここにリード線引いてジャンパすればいいでしょう。
半田を少し乗せた細いリード線を当てて、半田ごてで熱すると、ICの足にリード線は直ぐに付きました。
問題なのは、端子部分の方です。
一度、もうダメかと思いましたw
とりあえず基板に少し半田を盛り、半田メッキをしたリード線をつけて、半田付けをしました。
しかし、銅が腐食していて、なんとこてを引いた途端、パターンが更にリード線ごと剥がれる憂き目に...。
このとき、もう修理不能と思いました。
ただ、わずかにパターンが生きているところが残っていたので、そこにリード線を当てて、再度熱しました。
さすがにここ、かなり老朽化していて、なかなか半田が乗りません。
かなり苦心しました。
けど、最終的になんとか半田がつき、基板の上にリード線が薄くかぶさるような感じで付きました。
少しそこが0.5mm程厚くなったので、ファミコン本体のコネクタに差さるかどうか心配しましたが、コネクタ側の弾性で、問題なくささりました。
何度か抜き差ししてみましたが、半田付けした線がめくれる気配はなさそうです。
カセットの中に戻して組み立てて、ファミコン本体に差し込みました。
こわごわと、ファミコン本体の電源スイッチをオンにしてみました。
ちゃんと動きました^^
しかし、これいつまでもつのだろう?w
一年使えるだろうか?w
後、ファミコンカセットを分解すると、なぜかツメが2本ほど折れるのが気になる;;
無傷でかぱっと開けるコツってないのかなー?
自分は少しずつ引っ張って、マイナスドライバーを突っ込んでてこの要領で開けているけど、するとなぜかいつもツメが壊れることに...。