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定年退職した高齢者などに仕事を紹介するシルバー人材センターの事業をPRしようと、10月4日、JR岡山駅で街頭活動が行われました。高齢者の生きがいづくりを目指すセンターですが、今、会員数が減っています。
「おはようございます。シルバー人材センターです」
4日朝、岡山市のシルバー人材センターが行った街頭活動。10月を強化月間として、就労する会員や委託を受ける仕事を増やす狙いです。
岡山市南区に住む水澤繁次さん(72)。8年前にセンターに入会し、賞状や横断幕などに筆で文字を書く仕事を続けています。
(水澤繁次さん)
「小さい頃から書くことが好きで、センターにお世話になっている。年をとってもできる仕事だから喜んでやらせてもらっている」
センターではこのほか、草刈りや駐車場の管理、家事の手伝いなどの簡単な仕事を紹介していて、会員の平均月収は約2万8000円です。
(水澤繁次さん)
「好きなことをしてお金も入るし、感謝しかない。仕事がなかったら全然生活の張り合いや生きがいがなくなってしまうと思う」
一方、岡山市シルバー人材センターは、コロナ禍で勧誘活動ができなかった上、企業の定年延長などの影響で会員数は年々減り、仕事の依頼に応じきれないケースも出てきているといいます。
(岡山市シルバー人材センター 信木修理事長)
「毎年100人程度減っている状況。ここでコロナも一段落したので、会員増強に力を入れていきたい。シルバー世代の豊富な知識と経験を地域に生かしたいと考えている」
少子高齢化が進む中、社会にとって高齢者の活躍は重要なカギとなっています。センターは今後も、PRに力を入れたいとしています。
シルバー人材センター会員減少について分析し対応策も話しています
定年退職した高齢者などに仕事を紹介するシルバー人材センターの事業をPRしようと、10月4日、JR岡山駅で街頭活動が行われました。高齢者の生きがいづくりを目指すセンターですが、今、会員数が減っています。