2年連続で前の年度を上回りました。東京商工リサーチによりますと、2023年度に倒産した企業の数は1年前と比べておよそ3割多い、9,053件と9年ぶりに9,000件を超えました。倒産件数はすべての産業で増えていて、中でも資材価格の高止まりや人手不足が続く建設業で大幅に増えました。
2023年の倒産増加率はバブル後最悪に。2024年は間違いなく倒産は増えてしまうでしょう。企業は生き残りをかけるより、チャンスに変えてしまうしかないですね。
建設業者の倒産情報から見えることとは…。さらに、2024年問題が離職につながってしまう事例も。建設業でいま起きていることとは。
今年4月からドライバーの残業規制が適用され荷物が運びきれなくなる事態が懸念されています。いわゆる「物流の2024年問題」。この課題を逆にビジネスチャンスに転換する新たなサービスを始める企業も出てきています。
◆ネット通販などで時間指定増加、積載率が低下する要因に…
佐賀県吉野ヶ里町の運送会社。九州から関東方面などへの長距離輸送を主に手がけています。年末の繁忙期で、荷台には多くの荷物が積まれています。
トワード中津誠一郎部門長補佐「積載率はだいたい7~8割です。繁忙期なのでこれくらいですが、だいたい通常は6~7割ですね」
2024年問題がまさに直撃か!?人手不足倒産が過去最多を更新し、昨年の2倍ペースに。最新の有効求人倍率などのデータからはまた違った側面も見えてきました。