たしか去年の今頃も同じようなお題があって
ゴールデンカムイのラッコ鍋について書きました
その時に
日本にもラッコがいたのかというコメントを頂きまして
ちょっとぐぐってみました
そしたら
19世紀までは北海道近海から千島列島~カムチャッカ半島~アリューシャン列島~アラスカ半島~北アメリカ大陸西岸~バハカリフォルニア半島までの広い地域に生息していたらしい
日本では平安時代に陸奥国の交易品に「独犴の皮」との記述があり、これがラッコを指すのではないかと言われている。つまり当時は三陸沿岸にも広く生息していたことになる
それが18世紀~19世紀になると、銃が狩りに用いられるようになり、その数は激減した
カナダのブリティッシュコロンビア州、アメリカのワシントン州及びオレゴン州の個体は絶滅した
日本沿岸のラッコも絶滅したと考えられていた
20世紀初頭には全ての地域で絶滅寸前にまで数を減らした
その後世界的に保護活動が始まり、日本でも動物保護法が制定されるなどラッコを保護する運動が広がった
日本では歯舞群島の個体数が増加し、北海道東岸に来遊する個体もいると考えられ生息数は増加傾向にある
1970年代以降北海道各地で目撃例が報告され、2009年に釧路川河口に出現した「クーちゃん」はマスコミでも取り上げられ話題となった
と、こんな感じのようです
ゴールデンカムイの時期は日露戦争直後ということなので
時期的にもまだ北海道近海にもラッコがいたのではないでしょうか@@;
シートン動物記によると
本来は海辺で生活する陸棲動物であり日光浴をする群れをごく当たり前に見ることが出来たらしい
その頃は人間に対する警戒心も無かった為瞬く間に狩り尽くされてしまい現在のような生態になったと記されている・・・
いつかまた
ラッコが日光浴をする姿が見られるような
そんな時代が来るとイイ!(・∀・)b
1995年版アニメ「ぼのぼの」主題歌『近道したい』
ぼのぼのくんはいつも何かに怯えてキョドってましたが
傲慢で怒りっぽいアライグマくんに怯えていたのではなく
人間に怯えていたのかもしれないですね(; ・`д・´)
今日はこの辺で
ではまた~@@