「あのトンビは悪さをしないよ」と話してくれたお爺さんは
初対面のぼくに
こんな辺鄙なところにお参りに来てくれる人がいるのは嬉しい事だ、と
色々な事を教えて下さいました
要約すると
・ 一山向こうに住んでいる、とあるお婆さんがトンビに餌を与えている
・ そのお婆さんは、ポツンと一軒家のような所にに一人で住んでいる
・ お婆さんが餌をやるようになってからトンビたちは、人影を見つけると上空で旋回しておねだりはするものの、襲ったり悪戯したりは無くなった
・ トンビをはじめ森の動物たちと触れ合うことは、お婆さんにとって癒しになっているのではないか
との事でした
他にも神社について
・ 以前は元旦祭はもちろんのこと、年に何度も行事がありそのたびに氏子や村人が集まって賑やかだった
・ 少子高齢化と人口流出で、今はほとんど行事が行われなくなった
・ それでも参道や社は氏子の方々によって年に数回集まって清掃活動されている
ということでした
小一時間ほどお話を聞かせて頂き
日も傾き始めて来たので
お礼を言ってその場を後にしました
ぼくは少し気になる事があったので
部屋に戻ってから
少しネットで調べてみました
気になった事というのは
近年野生動物に関するトラブルが頻発していて
野生動物に餌を与えてはいけないといった法令や風潮が広まっているように感じていたので
今日の話に出てきたお婆さんが
そういった餌付け反対派みたいな人たちから反発の対象になったりしてないかなと
少し心配になったのです
調べてみると
この県と自治体では
野生動物への餌付けについて法令で禁止されてはいないものの、しないでくださいと呼びかけられている
ぼくの地元のHPや他の件のHPも見てみたら
だいたい何処も同じような対応らしい
その中で
ぼくが共感した記事を見つけました
それがコチラ
https://fireside-essay.jp/miyazaki/shika/670.html
お時間がある方はご覧になってみてください
ちょっと考えさせられる記事でした
野生動物のトラブルについては
いろんな意見があると思います
もちろん人の安全を脅かすようなトラブルは避けなければなりません
ですが話に出てきたお婆さんのように
森の動物たちと触れ合うことで癒しを得られるならば
暖かく見守る事もいいんじゃないのかなと
思ったのです
たまたま休みが取れて
たまたま見つけた神社で
偶然出会ったお爺さんのお話しでしたが
年の初めに貴重な体験をさせていただきました
また折を見て
あの神社にお参りに行ってみようと思います(・∀・)b
今日はこの辺で
ではまた~@@ノ