門松は冥土の旅の一里塚、めでたくもあり めでたくもなし。
とんち話で有名な一休禅師が詠んだ短歌です。
新年で浮かれる市中を無縁仏のしゃれこうべをつけた杖を片手に
練り歩いたそうです。
『新年から縁起でもない』と訝しむ人々に一休禅師は説きます。
明日どうなるかわからないこの世なのだから、浮かれるのもいいが
引き締めるべきときは引き締める、今を精一杯生きるのが人の道。
後に成立する茶道の真髄『一期一会』にも通じる教えです。
今一度、自らを振り返り見つめ直す良い機会と捉えて
この先どう生きていくのか、考えてみるのもいいのかもしれませんね。
では好例(?)の動画など。
大好きなYOASOBIの楽曲から「ハルカ」を。