遺族年金の支給を一生涯から5年間に短縮する内容を含む年金制度改革の関連法案が2025年5月16日に閣議決定され、国会に提出されました。
この動画では、以下について詳しくご説明しています。
・遺族年金改悪?どう変わってしまうのか?
・新しい法律はいつから適用されるのか?
・現在何歳までの方がこの改正の影響を受けるのか?
2025年の年金制度改正で遺族年金が大幅に改正。
今までの遺族年金の仕組みと新制度を比較しながら解説。
“あんこのない饅頭”。野党にここまでこき下ろされたのは、5年に1度行われる年金制度の改革法案です。
今回の年金制度改革関連法案に含まれた主な内容は、「年収106万円の壁撤廃」「標準報酬月額の上限引き上げ」「在職老齢年金制度の見直し」ですが、年金制度に詳しい第一生命経済研究所の谷口智明研究理事は「一番重要なテーマ『基礎年金の底上げ』が見送られた」と指摘します。
5年に一度の「年金制度改革」をめぐり国会が揺れています。今回の法案の柱は主に以下の2つ。
▼会社員らが入る厚生年金の加入条件を見直し、いわゆる年収「106万円の壁」撤廃
▼会社員らが入る厚生年金の積立金を基礎年金の底上げを図るために振り向ける
しかし、この方針について「厚生年金の流用ではないか」という指摘も…。また、保険料の負担増を伴う内容も含まれることから、夏の参議院選挙を控える今、自民党内からは世論を考慮し、法案提出を先送りするべきという声があがっています。