「しずくちゃんのあした」
私は小さいとき、ひろってきた猫をチビ太と名付け可愛がっていたんだ。
両親は反対もせず、「自分で面倒みなさい!」って強めに言われた・・・
自分にも意地があって絶対可愛く育てる!って思ってた。でも自分で出来ることは限られている。
とにかく、ご飯、トイレ、散歩!出来ることはした。精一杯!だって可愛いから・・・
今日は動物病院で健康診断。。。自分では行けないから親に「お願いします。」・・・・
一言だけ、言った。帰りに 「ありがとう」 もっと素直になれたらいいのに。
帰りの車の中、」チビ太は寝ている。腕の中で安心しているのだろう。
いつもの毎日を過ごしている。何も変わらない。
おもちゃ、おやつ、なでなで。チビ太は猫にしては静かだ・・・・
ただ、私の眼をいつも見つめている。その時は解らなかった。
(猫なりの愛情表現だったことを)
「チビ太!入浴タイム!」って、はりきってお風呂のとき!
(#^ω^)フ~~~っと唸りながら、身を預けるチビ太。
お風呂でビチョビチョのチビ太は痩せ細っていて、フワフワのイメージがなくなっていた。
正直、笑えなかった・・・・
ネコって、こんなんだ。自分の思いだけぶつけてたかもしれない・・・
「チビ太、ごめんね」 その日から一緒に寝るようになった。
それから何年も一緒に過ごした。幸せだった。
部屋を移動するだけでついてくる。テレビを見ていると隣にいる。ダッコすると離れない・・・
こまったもんだ!
18年目の夏、それは現実だった。涙しか流れない。言葉はない。溜息の一つが精一杯。
部屋に戻り写真を見返す、何度も。。外に出て散歩コースを一人で歩く。一人で泣いていた・・・
「チビ太」 声が漏れる・・・
毎日の散歩が、私の日課になっていた。チビ太の声か聴きたくて。
私に勇気をくれたチビ太を今も忘れない。
がんばろ!しずくちゃん(⌒∇⌒)