映像・動画の作成に関しては基本的に素人な私ですので
MILUの動画は,それほど時間をかけて作っていません。
BGMさえ決まってしまえば,あとはほとんどエンコード時間です。
それでも1時間は掛かってないかな・・・。
先の日記で作ったスローモーション動画の作業時間はトータルで10分くらいです。
参考になるか分かりませんが,その作り方を紹介します。
今回は,録画をするツール,【Fraps】 を紹介しましょう。
Fraps以外にもゲーム画面を録画できるツールもありますが,
動作が軽く,シンプル,そして映像をほぼ圧縮しないでAVI保存できる,
Frapsを私は好んで使ってます。

自分が使ってるのは,少々バージョの古い Ver2.94です。
最新は,Ver3.0.3で,Windows 7(or DX10)に正式対応しています。
基本的にフリーで使えますが,フリー版の場合,ムービーに「www.fraps.com」の透かしが挿入され,
最大で30秒までの録画となります。
37ドル払ってレジスト(ユーザー登録)すると,
ロゴは挿入されず,録画時間も無制限となります。
(自分は,レジストしています)
ファイルの保存形式はAVIで,画角はゲームの画面サイズそのままです。
ビデオ部分は,25から60fpsまで選べますがMILUは,30fpsで十分。
「Record Sound」にチェックを入れるとゲームサウンドも録音されますが,
Windows XPの場合,基本的にマイク入力からとなり,
ミキサーからゲーム音楽が取れないことも多いです。
私の場合はBGMを被せてしまうので,音声無しにしています。
Windows Vistaや7なら,問題なくゲーム音楽や効果音も一緒に取り込めます。
このあたりはお好みで。
MILUを30fpsで録画すると,
ストリームは130000kbps(127Mbps=15MB/sec)くらいになるので
1分でおよそ900MB,4分も撮ると3.6GBくらいHDD容量を使います。
Windows XP/Vista/7では,1ファイルの上限が4GB(4096MB)までなので
4GBを超えた場合,自動的にファイルが分割されます。
当然ながら,ゲームと並行して録画作業が発生するのでPCへの負荷が極端に上がります。
具体的には,そこそこのCPU,そこそこのメモリ容量,ある程度のGPU(ビデオカード),
そして,そこそこ普通に速いHDDを積んでないと,30fpsで撮れないかもしれません。
ちなみに,MILUを遊んでいるPCのスペックは,
CPU:Core 2 Duo E6700/2.66GHz/L2=4MB
メモリ:2GB
GPU:GeForce 9600 GSO
録画用HDD:500GB / 7200rpm / 32MBキャッシュ/ SATA2.5
OS:Windows XP Professional
と,さほど高スペックではありません。2~3年前くらいの標準構成な感じ。
最低でも,物理2CPU(デュアルコア)のCPU,GeForce 9600以上のGPU,
過不足のないメモリ容量(XPなら2GB以上,Vista/7なら3GB以上)を
搭載していれば,録画しながらMILIをプレイしても30fpsをキープしつつ
コマ落ちのない動画を録画できます。
他のゲームを撮る場合,CPU,GPUともにもう少し上のモノが推奨されます。
Frapsの使い方は簡単,先にFrapsを起動しておいて,
そのままMILUを立ち上げます。
あとは撮りたいシーンでホットキー(デフォルトはF9なので私はF1に変更してます)を押せば,HDDの容量がある限り,録画してくれます。
録画を止めるには,もう一度ホットキーを押せばOK。
フリー版の場合,30秒で自動的に録画が止まります。
あとは,録画したファイルをエンコードするなり動画編集するだけですが,
そのまま取っておくには,AVIファイルは大きすぎるので,
一度,WMVかMPEG2,MPEG4あたりにトランスコードして,
元のAVIファイルは削除してしまうのがオススメです。
トランスコードについては,また後日。