今回のお題は、「寒い日に温かくなるような一言」です。
なんでしょねぇ。
ありきたりだけど。
ありがとう!
かなぁ。
やっぱり、言われたほうも笑顔になれますねぇ。
ずいぶん昔のことだけど、寒い日にあったかくなった一言の話。
学生時代、ガソリンスタンドでアルバイトをしてました。
制服は冬でもキュロット。
外待機だし、水も使うし、寒くて、手足も冷える仕事でした。
その年は、クリスマスイヴも出勤だったけど、
ピザ屋みたいに忙しくなることもないから、
ふだんどおりに仕事をしていました。
21時をまわってそろそろ閉店の準備をしはじめたころだったかな。
通りを走るクルマも少なくなっていて、
シンとした冷たい空気に包まれながら、
いつもと同じように1台のクルマの対応をしていました。
お客様は、ときどきいらっしゃる30代の女性。
親しくおしゃべりをするようなことはなかったけれど、
お互いに、なんとなく馴染みのある感じではありました。
その日もとくに世間話などすることもなく、
燃料を入れ、窓を拭き、灰皿やゴミ箱の清掃をし……。
給油が終わって、お会計をして、お釣りと伝票を持っていったら、
「いつもありがとう」と声をかけられました。
さらにエンジンをかけながら、にっこり笑顔で「メリークリスマス」。
突然のことにビックリして、
「あ、ありがとうございます」とかなんとかしどろもどろに言いながら、
送り出したのだけれど。
あとからほっこりあったかい気持ちになったことを、
いまもこの季節になると思い出したりしています。