「寒い日に温かくなるような一言」
今は亡きばあちゃんが、
「ぴよりちゃんは、やればできるこだから!」
と、なにかと庇ってくれました。
老いて身動きとれなくなっても、ばあちゃんは、
子や孫達のことをなにかと心配してくれていました。
近所の親戚がばあちゃんのお見舞いにいくと、
手を合わせて拝みながら喜んで、でも、
「あんたたちは、忙しいんだからこんなところに来ちゃいけん」
「ばあちゃん(自分)のことは心配せんでいいから」
と、いつも追い払う仕草をしていたそうです。
自分以外の誰かのことをいつも心配していたばあちゃん。
自由のきかない体を嘆くでもなく、ただ日々への感謝の言葉を並べていたばあちゃん。
あんなに可愛がってもらったばあちゃんなのに。
ばあちゃんが住んでる島は遠すぎて、なかなか見に行けなくてごめんよ。
言葉を尽くして謝ってみても、もうばあちゃんはこの世のどこにもいないのです。