映画の2本目です^^
びっしり書いてしまったので、見なくても良いですよ^^
今では、マイナーな作品になってしまうのでしょうが
「ジェラシー」(監督ニコラス・ローグ)
これは邦題で、実際の題名は「Bad Timing」です。
学生時代、SF同好会に所属していました。あの頃、手塚治虫を中心に、漫画好きだけど絵が描けなかったので、学生の時しかこんなのできないからと思って所属していました。
だから、他のメンバーに比べるとSFに関する造詣は少なかった(「SF」なんてもう死語だよなー)
そんな私でも、その手の映画の名前だけは耳にしていました。
そういうタイトルの中で、いつか見てみたいと思っていたのが、「地球に落ちてきた男」(監督ニコラス・ローグ)
レンタルビデオも充実していなかったあの頃、こういった映画は、どこかの映画館で上映しない限り見れるものではなかった。そのため、「ぴあ」のような情報誌を買って見たりしていたっけ^^
この映画には、もうひとつ思い出があって、そっちも書かにゃならんでしょうね^^
「地球に落ちてきた男」を観たのは、就職して2年ぐらい過ぎたころでした。
確か吉祥寺だったと思ったけど、そこの映画館でニコラス・ローグ3本立てをやっていたんです。この頃、なぜか大学の後輩の女性から電話がよくかかってきていて、その女性は私の同級でマスターで残っていたやつと付き合っていたはずなんだよね。
だから私は、「なんで俺に電話してくるの? あんたあいつと付き合ってるんじゃなかったの? そもそも俺のことほとんど知らないはずだよね」って思ってた。そうは言っても何度もかけてくる電話を無下に断るのも悪い気がして、じゃあ自分が見たい映画でも見るときに、「一緒に見る?」て聞いてみるかって。
そもそも3本立てなんて、女性と観る方法じゃないよね^^
でも、そんなことより、この3本が実は問題だった。
上映してたのは「赤い影」「ジェラシー」「地球に落ちてきた男」だった。今まで書いたとおり、「地球に・・・」は名前しか知らなくて、でも有名らしいのと、デヴィッド・ボウイが主演だってことだけ
実はこの映画、3本ともセックスシーン満載なんですよ、しかもあの当時の私からすると赤裸々なシーンが多くて・・・
女性と観る映画じゃないことはすぐにわかったものの、「出よう」っていうのも意識しているみたいで変だし、結局そのまま。
前日、仕事の関係で半分徹夜状態になってしまったため、ちゃんと見たのは「ジェラシー」だけだった^^
まあ、逆に言えばそれだけインパクトあったってこと。
オープニングにクリムトの絵とキースジャレットのピアノで始まるこの映画、男と女の考え方の違いを、題材にしたのかなっておもった。
テレサラッセルがすごく綺麗だけど、腹が据わってる感じがすごく良い。
対する男、アートガーファンクル 俺、はっきり言ってこの配役でビックリしちゃった、だって世界のトップのデュオのガーファンクルが、主役とはいえフルチンでセックスシーン何度も出てくるんだよ^^
良く承知したなー、って正直思ったのと同時に、この監督何者?って思った
でガーファンクルの大学教授、彼女が、あなたさえいれば何処にでも平気って言われても、仕事を捨てられない地位もって感じの映画で、わかりやすいです^^
でもあまりに昔の映画なので、記憶が^^ 間違ってるところがあったらごめんなさい。
映像の魔術師といわれた監督だけあって、最初映像をなかなか理解できなかったけど、わかってくると楽しめました、もっともこの手法は後で真似してる人がいると思うので目新しさはないかもしれませんが・・・^^
それと、最近の映像ではみられない喫煙のシーンがそれこそすごいです(ヘビースモーカーですね^^)