お題:「お花見について」
あー、それって先週書いちゃったよ…。
また同じく「小田原城へ」と書いたら怒られそうだから、別の話題でも書きますか。
まず、予め申し上げますがこれは完全に実話です。
いろんな人に話しましたがかなりの人に「おまえなぁ~、面白いけどそういう『盛った』ネタは要らないんだよ」と言われてしまうほど非現実的な出来事です。
数年前の4月の出来事です。
世間では花見や新人歓迎会などで宴会シーズンたけなわで御座いましたが、当時バリバリの激務をこなしていた私は金曜の夜でもバリバリ仕事をこなし、酒臭い電車に不機嫌に乗っておりました。
乗客の殆どはほろ酔いサラリーマン達で、酒臭いながらもまあ普通でしたが、品川駅に着いたときに事件が発生しました。
ベロベロに泥酔した若者が、仲間に両脇を抱えられて電車に放り込まれたのです。
大人ならばある程度セーブしますが、大学生は限度を知らなかったらしく自立歩行が不可能なほど泥酔です。
というかドアが閉まり、その若者は一人になるとドアに顔を押し付けて床に寝てしまったのです。
この写真で言うと、私はドアの左右の脇にある席に座っていたので寝転ぶ彼をじっくり観察できたのですが、何故か彼はドアに顔を押し付けているのです。
(はて、これはどういうことか)
と、気になってずっと観察してて分かりました。
何と彼はドアのゴムとゴムの僅かな隙間から流れる新鮮な空気を求めていたのです(笑)。
そして彼は更に電車が駅に着いてドアが開くたびに首だけ出してホームと電車の隙間にゲーゲーと吐く始末。
流石に他の乗客も酔っていながらも彼のヤバさはかなり察知したらしく他はかなり混雑してるのに彼の周りだけ「十戒」の如く綺麗にスペースが出来ました。
もはや「怖いもの見たさ」的な好奇心で席を移動せずにいる私。
一体彼はどうやてって目的駅に降りるのかしら、と思ったら電車がとある駅に停まり、そしてアナウンスが。
「まもなく反対側○番ホームに快速列車が到着いたします。お急ぎの方は電車を降りまして反対側ホームで後から参ります電車にお乗換え下さい」
もう話のオチは見えてきたでしょうか。
私は急いでいるわけでもなかったので、電車を乗り換えませんでしたが、普通列車に乗ってた乗客の多くは反対側ホームに向かいました。
そして、泥酔した若者も、這ったまま反対側ホームへと向かいました。
それは見事な匍匐前進で、まる1/1スケールのGIジョーを見ているようでした(笑)。
快速列車がホームに停まり、ドアが開くと、泥酔GIジョーが「リング」の貞子の様に近付いてくるのを青褪めた顔で見る乗客達の顔は今で覚えております。
彼がなんとか快速列車に乗り換え成功した所までは見届けましたが、その後快速列車で何が起きたかは知りません。一体その後どんな惨劇が起きたのかは今でも気になるところです…。
皆様これから歓送迎会や花見でアルコール摂取量が増えると思いますが、くれぐれも飲みすぎにご注意☆