回復したチルはすまなそうにわむたんを見つめている。
「・・・わむたんさん・・・私、ミャウを助けたかったの。・・・ごめんなさい・・・」
「うん。ミャウが助かって良かった。」
わむたんはそっとうなずいた。
回りの者達も微笑んでいる。
「硝酸かずらはこの奥に咲いています。こっちです。」
チルは立ち上がり洞窟の奥に進んでいった。
洞窟の奥の壁面に蔦が無数に伸びている。
その蔦にはギザギザの葉がついている。
「その葉が材料のひとつの硝酸かずらです。」
わむたんは硝酸かずらの葉を保存紙に包んで懐にしまった。
「ありがとう。次は木花城の宝物庫にあったとされる星空の石なんだけど、咲耶さん何かそれについて知っている事はありませんか?」
「たしか・・・子供の時に隠し宝物庫の中で妹とかくれんぼをしてた時にペンダントに加工された星空の石を見た記憶があります。」
「木花城は魔物に破壊されてしまい隠し宝物庫も無事かどうかは分かりませんが、行ってみましょうか?」
「お願い出来ますか?」
「はい。」
「私達もお手伝いします。」
「猫変身の術!」
チルとミャウは白猫と黒猫に変身すると後からついてきた。
わむたん達は木花城の廃墟に向かった。
(お願い:この作品はポプラ社小説大賞応募予定作品につき、作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦ください。☆一部名称等ニフティに帰属する部分は投稿時に変更することとする。☆この作品の著作権はわむたんに帰属します。)