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わたくしの日記で何度か記事にしたバンドSadeのメインヴォーカルSade Aduは、わたくしども兄妹とも好きなフィメールヴォーカリストの中のひとりだが、兄は わたくしよりも彼女に対して個人的な思い入れ、もしくは思い出がある。それは、
①当時に買ったSadeのレコードを聴くと思い出す女性
兄が学生時代、バイト先の後輩に「和製シャーデー・アデュ」といっても華厳の滝…いえ、過言ではないほどの美貌の持ち主Kさんがいた。 当時、兄には付き合ってくれていた女性Yさんがいたのだが、Kさんにひとめぼれしてゾッコンになり、Yさんと別れてKさんとお付き合いをするかどうかで悩んだり、KさんとYさんに「いったい二人のうち、どちらをとるの」と迫まられる夢を見たり、バイト先の忘年会でKさんを送った地下鉄の駅にて「Kさんの顔を年の最後にひとめ見納めたい」ために地下鉄を止めてしまったり、たまたま一緒にバイトあがりの後、途中まで銀座を一緒に歩いた際に「あのふたりお似合いね」と行きかう女性達の囁きが耳に入ってきて有頂天になったりといったKさんがらみの思い出とセットになっているそうだ。 兄にとっては、Sade AduとKさんのイメージが重なるらしい。
②初めての海外旅行でカーラジオから聴いた曲
兄が大学を卒業後、飲食店の手伝いをした際に初めての海外旅行でアメリカへ行った。当時、ワインをお店で扱いはじめたバーテンさんが「カリフォルニアワインのワイナリーを見学したい」ということで兄と2人でレンタカーをロスアンジェルスで借り、ロスアンジェルスからサンフランシスコのナパヴァレーまで車での往復3泊4日の旅をしたとのこと。現地にて主に見学したのは「ロバート・モンダビ・ワイナリー」だった。 その復路、カーラジオからはSadeの"No Ordinary Love"がよく流れていたとのこと。 曲のさびしげな調子がサン・ノゼの夕暮れ迫るフリーウェイの景色と(無事にロスアンジェルスまで戻れるのだろうか?)という少し緊張と不安が混ざった兄自身の気持ちとに とてもマッチしていたことを憶えているのだそうだ。 兄は今もこの曲を聴くと、当時の景色や あのなんともいえなかった感情がよみがえると言う。
ちょうど一年前の3月(国内、世界的には2010年2月)に当時の新作をリリースしたSade。
Kさんもどこかで聴いているかもしれませんね。
では、この曲を埋め込んでおきまする。
Sade "No Ordinary Love"
上はPV版。下はライブ。