【特別公開】山岸凉子「パエトーン」 (別窓で開きます)
「日出る処の天子」を読んで以来、彼女の作品がとても好きです。
非常に哲学的な重みを感じさせる、少女漫画の枠を超えた作品を描く一方で、たまにエッセイ風のマンガを描いていて、それもまた大変面白いです。
今回無料公開している「パエトーン」はギリシャ神話を喩えに、チェルノブイリ事故と日本の原発についての危険性を指摘しています。
25年前に描かれている作品であるのに拘わらず、現在進行形で起きている問題を指摘していて中々面白いです。
「いくら安全な技術であってもそれを操作するのは過ちを犯す可能性のある人間である」
私もこの意見に非常に同意しております。
「原発が無くなったら今の生活なんか出来ないんだぞ」という意見の方もおりますでしょうが、先ずは彼女の作品を読んでいただけませんか。
短編なのでそれほど時間がかからないので素材釣りでもしながらサクっと読んで下さい。