4年前のこと。
県議会議員の選挙で、次点で落選したおっさんがいました。
第二の人生、県政に!と思って意気込んでいたおっさんは、
たぶん退職金とか選挙に使っちゃって金銭的にも厳しかっただろうし、
夢をくじかれて辛かっただろーって思うんだけど、
彼はそこで終わりませんでした。
翌日から、おっさんはバイパスの歩道に立ち、
朝7~9時までの2時間、自分の名前を書いた旗を掲げて、
ドライバーに向かって手を振り続けました。
「あのおっさん一体なに?」と最初は好奇の目を向けてた人々も、
2年経ち、3年経つうちに、おっさんが一体どこまでやるのか気になり始めました。
侮蔑と嘲笑は、おっさんへの励ましへと変わり…。
「わたしは自分で決めたことはやり通します。
4年間、毎朝2時間皆様に挨拶をし続けるという目標を達成した男です!」
と選挙演説をすると、もう彼を嗤う者はいませんでした。
「このおっさんは本当に何かしてくれるかもしれん」
と、経験もバックもないただのおっさんに対して、人々は期待を膨らませ初めていました。
投票所近くでは、若者も年寄りも
「やっぱあのおっさんじゃね?」「そうだね、他に知ってる人もいないし」と、
噂をしています。
浮動票がおっさんに流れてるような勢いを感じてましたら、
おっさんやっぱり見事に今回当選してました。
もちろんおっさんは最下位の滑り込みですけども、
議席の重みはトップでも最下位でも一緒だものね。
継続って大事なんだなーーーーーーと、つくづく思いました。
継続は力なんだから、日記がネタ切れで少々面白くなくても
長い目で見て許してくれ、という含みを感じ取っていただければ幸いです。