ヨーグルトの棚にヨーグルトがあった。
あの日から実に1ヶ月、やっと乳製品がもどってきた。
牛乳は比較的すぐ買えたし(まだ本数制限はある)
ドリンクタイプのヨーグルトはまだない。
それでもがっちりシェードのかかっていたヨーグルトの棚に
品薄ながらヨーグルトがあった。
缶詰の棚はまだ閑散としている。
「缶の工場がほとんど東北にあり、入荷のめどがたちません」と
張り紙があった。
週刊コミックモーニングに「とりぱん」という作品がある。
作者はとりのなんこ。
わたしは彼女のデビューの作品からとりつかれた。
デフォルメされてなお、何種類もの野鳥を描き分ける新人離れした画力。
やわらかく鋭い観察眼。
小さなエピソードを4コマにまとめあげる比類なき才能。
美しい文章。
量産はしないが、短いページ数で空気感までをも描ききる。
すごい作家が出てきたな、と思ったものだ。
さて、現在発売されているコミックモーニング19号と14日発売の20号で
この漫画家が震災を描く。
合計10ページながら、表現者が体験した東北関東大震災だ。
岩手県盛岡市在住。
ご一読あれ。