インターネット通話ソフト「Skype(スカイプ)」で、一部の利用者がサインイン(ログイン)できず、通話などができなくなる障害が発生した。2011年6月7日に不具合を認める正式発表があり、さらに8日には原因を特定して復旧に向けた作業を進めているとの発表が続いた。
Skypeに接続できなかった利用者は、再度手動でサインインする必要はなく、復旧すれば自動的に接続できるようになるという。公式ブログで順次、最新の状況を報告している。
これらの発表は英語や日本語など複数の言語で出ており、影響は国内外に及んでいる。Skypeでは2011年5月にもサインインできない問題が発生し、ソフトの修正版を公開した(関連記事)ばかりだが、新たな障害は修正版を利用している人も影響を受けており、原因は異なるとみられる。
Skypeはネットを介し無料で音声、ビデオ通話ができるソフトとして、ビジネスの場でも導入が進み、スマートフォンでもデータ通信定額プランと組み合わせて利用が広がっているが、こうした障害が続けば信頼性に疑いも持たれかねない。
もっともソフトバンクモバイル(関連記事)や、NTTドコモ(関連記事)といった携帯電話キャリアでも長時間の障害が相次いでいる。利用者には、SkypeのようなVoIPや携帯電話など、サービスの種類にとらわれず、緊急時に備え通信手段の多様化や見直しが必要と言えそうだ。