
豪州で発見、道具を使う初の野生魚
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト7月14日(木)13時27分配信
オーストラリアの沖合で目撃された、口に大きなザルガイをくわえたシロクラベラ。貝を岩に打ちつけて殻を割り、中身を食べる習性がある。この写真は2006年にグレートバリアリーフの水深18メートル付近で撮影された。道具を使う野生魚が確認された例は初めてだという。
撮影者はプロダイバーのスコット・ガードナー氏。タンクのエアーが少なくなり、海面へ上昇していた時、近くで奇妙な破壊音を耳にした。周辺を調べたところ、体長30センチほどのシロクラベラが貝を岩に打ちつけていたという。
クイーンズランド州ロックハンプトン市のセントラルクイーンズランド大学でサンゴの生態を研究しているアリソン・ジョーンズ氏は、「ガードナー氏から写真を見せられた時は、思わず驚きの声を上げてしまった」と振り返る。
研究の詳細は、「Coral Reefs」誌オンライン版に6月24日付けで発表された。
(Photograph courtesy Scott Gardner)
わむたんも道具を使うけど、人間より脳が小さいのに道具を使うシロクラベラのほうが賢いかも!(^^)!
可愛いね(~o~)
パンパン(貝を割る音)