最近感じた小さな幸せ。
今日もおもろいおっちゃんを見れたこと。
本日は台風の影響で強風の中、しかも休日なのに健康診断に出かけてきました。
むさくるしい男ばかりに囲まれて、加齢臭を我慢するのは、わが身の事は棚にあげといて、嫌なものです。
受付をすませて順番待ちをしていると、いきなり看護士さんを困らせているおっさんがいます。
「わし、小便出ぇへんのやけど」
「ちょっとだけでいいんで、頑張ってください」と看護士さんは優しい。
「いいや。絶対無理や。わし、がんばったもん!!」
こんなわがままなおっさんのおかげで待たされているかと思うと腹が立ちます。
気の長い私も正義感というのもある。
「こらっ、おっさん!!ビール買うたるから搾り出せ!!おねえちゃん困っとんがな」
この程度のおっちゃんは、毎度のことなのですが、視力検査で粘ったおっちゃんには困り果てました。
「眼鏡の方はそのままでいいですよ」と言うのに、
「いやワシは見えるから」と眼鏡を外し、
「全然、見えんわ~。どうなっとんや?」
検査のおばさんは、すでに呆れています。後ろに並んでいた私たちも、まずいとこに並んだと運の悪さを嘆きます。
眼鏡をかけて、
「うん、うん。全部見える」
「9番はどっちを向いてますか?」
「うん、見えとる」
「どの方向の口が開いてますか?右?左?上?下?」
「うん、見えとるよ」
隣の列は、すでに5人以上が終わっています。
おばさんも苛立ってきました。
「ちゃんと話聞いて!」と絵まで描いて説明です。
後ろの兄ちゃんも、
「パックマンの向いてる方やがな、おっちゃん!!」
どう思っても視力検査が初めてとは思われない年齢。呆れ果てて、笑いが込み上げてきました。
なんぼほど暢気に生きてきたのか?
その次は血液検査です。
この時ばかりは私も緊張します。大の大人が顔を背けて必死に我慢している姿をみると、「しっかりせんかい!」と偉そうに言ってしまいますが、いざ自分の順番にもなると、(へタレがばれたらどうしよう?)と情けない。
仕事とは違ったシチュエーション。視点を変えて人を観察すると、新たな人間味に出会えます。
とぼけた人やら、それにキリキリする者。クールな人間が服を脱ぐのを躊躇ったり、肥えた痩せたで一喜一憂したり。
中島らもの小説を思い出します。
こんなにおもろいのに、死んでる場合じゃない。
それで、エビはこれで何匹もらえるんでしょうか?