今日はサメについて少し書いてみましょう。
この世界で毎日釣りをする私たちにとって一番身近なサメは、やはり、イベントの獲物となることも多い
ホシザメでしょう。
ホシザメはリアルでも存在していて、表面に白い星のような斑点状の模様があることが名前の由来なので、
この世界での姿はリアルのそれとは少し異なります。
ホシザメはリアルにおいてもそんなに大きなサメではなく、一般の人でもホシザメを釣って、さばいて、
お刺身にしたり、焼いたりして食べます。
アンモニア臭がきつくて食べるのには適さない、と言われたりもするサメですが、実際はそれほどでもなく、
新鮮なサメのお刺身はとても美味しくいただくことができます^^
日本人は古くからサメと深い関わりを持ちながら生活してきました。
鳥取県に残る「因幡の白うさぎ」という神話にもサメが登場しますし、島根県の奥地には、美しいお姫様に
恋をしたサメの悲しいお話が残っています。
ただ、実際にはサメを身近に感じることはあまりなく、大ヒットした映画の影響もあって、サメは怖い生き物である、
というイメージが定着して逆に敬遠されているのも事実で、それはちょっと残念なことですね。
もちろん、ホオジロザメのような凶暴なサメはいますが、サメが人間を襲うことがあるとしたら、それには必ず
理由があります。
さて、どうしても怖いイメージがつきまとうサメですが、実はサメはダイバーの憧れの的であることを皆さんは
ご存知でしょうか^^
例えば、かなづち状の頭を持つハンマーヘッドシャーク(シュモクザメ)は、群れをなして泳ぐことが多く、
100匹を超える群れを目の当たりにできる伊豆の御子元や、沖縄の与那国島には、ハンマーを見るためだけに
ダイバーが集まります。
また、ダイビング中にサメに遭遇しようものなら、その1本は記念すべきアタリの1本となることは間違い
ありません。
そして、サメの中でも、圧倒的、ダントツの人気を誇るのは、地球上で一番大きい魚類となるジンベエザメです。
その人気たるやまるで最盛期のチェッカーズのようで、とにかく一度でいい、一目でいいから、ジンベエザメを
この目で見てみたい、ジンベエザメに高確率で遭遇できるポイントがあると聞けば、それがどこであろうが
かけつける、というダイバーは山ほどいます。
サメは怖い、というイメージからかけ離れたこのサメ人気。
意外だと思われた方もいらっしゃったのではないでしょうか^^
ところで余談ですが、精密の際に、口を大きく開けたサメが他のアイテムとともに廻っているのを目にする
ことがありますが、あれは何なんでしょうか??
実際にゲットされた方はいらっしゃるのでしょうか?
あのサメを目にする度に、当たってほしい気持ちと、当たってほしくない気持ちが交錯し、ちょっとドキドキ
するのは私だけかな(^^;;
