国立天文台とJAXA研究チーム、世界で初めてブラックホールの位置特定に成功
フジテレビ系(FNN) 9月8日(木)6時32分配信
国立天文台とJAXA(宇宙航空研究開発機構)の研究チームが、世界で初めてブラックホールの位置を特定することに成功した。
今回、位置の特定に成功したのは、おとめ座銀河団の中心にある巨大ブラックホール。
ブラックホールは、強い引力により光も吸収し、文字通り「黒い穴」に見えるため、今までは、星をのみ込む時に噴射するガスの光で位置を推定していた。
今回は、同時に異なる周波数の電波でガスの光を観測し、その根元にあるブラックホールの位置を特定したという。
しかし、ブラックホールそのものの姿を撮影するには、さらに高度な観測装置が必要とのことで、研究チームは、今後10年を目標に挑戦したいとしている。
最終更新:9月8日(木)6時32分
太陽の質量が大きいとブラックホールになるのだけど、太陽のおかげで生命が生きているのに今度は星をブラックホールに吸い込んでしまうのは不思議だね。
ビッグバンから始まった宇宙の中心の謎と重力の謎もブッラクホールを解明すると分かるのかな?