先週大伯母が亡くなり、今日教会でお通夜でした。
彼女は熱心なカトリック教徒で、毎日曜日欠かさず教会にも通っていたし、お通夜でお話ししてくださった神父さまとも親交がありました。
2週間前にも、大伯母が「落ち込んでいるから、会いに来てほしい」と神父様に連絡し、ベッドの大伯母と神父様はいろいろ話したそうです。
1歳年上の夫の世話や、その夫を看取ること、また世の中のために、するべき事が、まだまだいっぱいあるのに、病床の大伯母は、それができない事で、非常に落ち込んでいたそうです。
もともとボランティア活動にも熱心でいくつもの団体で活躍していた、アグレッシブな人だったので、やるべき事ができない辛さを人一倍感じていたようです。
神父さまは「やるべき事ができない体になった時、やるべき事はやるべき事から願いへとかわり、あなたは祈ればいいのです」と聖書の中のマルタ・マリア姉妹の話とともに、そう教えてくださったそうです。
私は信者ではありませんが、その神父様のお話にはとても感動し、大伯母の死をとても受け入れやすいものにしてくれました。
今日ほど深い信仰の良さを感じた事はありませんでした。