今日、放射線外来に行ってきた。
別に深い意味はなかった。
私にとっては、定期健診のひとつにすぎない…… はずだった。
いつもは明るいドクターが、ポツリと言った。
「左右の甲状腺に腫瘍らしいモノがあります。大きさは約5ミり。
三か月後にもう一度見て、それから今後の判断しましょう」
この時点で私は動揺していない。
ただ(もしや……?)と思い、ドクターに実母の死因(←ガンではない)を話した。
即、言われた。
「すぐ検査しましょう。ただ…… お金がかかります……」
そう、こういうのは自費なのだ。
もしも私がとても貧乏で検査費用が払えなかったら、この時点でサヨウナラなのである。
幸か不幸か、検査費用くらいは財布に入っていたし、無ければ銀行に行けば済む事だ。
結果は一週間後に出る。
ガンだったら、早期発見早期治療でどうにかなるだろう。
ガンにはさほど、おびえていない。
私にとっては、それより怖い病名がある。
発症した実母は1年後に亡くなった。
治療方法は無い。
もし私がその病気と闘うとしたら、どれだけの費用がかかるのだろう?
私のリアトモで、風邪が治らないので念のためと血液検査をしたら、
卵巣ガンが見つかった女性がいる。
自覚症状ゼロ。
お金に糸目をつけない治療をしたが、あっという間に逝ってしまった。
「医は金術」が実態でも、逝く時は逝くのだな……