ここからは宝塚風に読むことをオススメします。
歌うように。
ヴァンパイアの青年と人間の少女との禁断の愛。
少女が不治の病に冒され、余命幾ばくもないことを知る。
そして彼ヴァンパイアは…

いっそのこと私の血を吸って。
それでは貴女の身体がもたない、死んでしまう…
あなたの手で死ねたら本望よ。
そんなことを考えたらいけないよ。
限りある命を生きなくちゃ…
私はいつ死ぬと思う?心臓を銃で撃ち抜かれた時?いいえ。
不治の病に冒された今?いいえ。
あなたに…忘れ去られた時なのよ…
それは絶望。
あきらめにも似た感情。
もっと彼女には笑っていて欲しいのに。
なのに。何もしてあげられないなんて…
出会いは、満月の夜。
人間の香りに誘われてふらりと夜の街をさまよい歩けば、
そこに彼女がいたんだ。
最初は血を味わって、そのまま立ち去るつもりだった。

でもその白い首筋に手をかけた瞬間、
微笑む彼女の寂しそうな瞳に、動けなくなってしまった。
人間とは許されぬ禁断の愛。掟が僕たちの邪魔をする。
掟を破れば、いくら不死身の僕といえども処刑される。
僕の世界に君の未来を託してくれないか?
いいわよ。
それなのに、ああそれなのに。
僕に力がないばかりに、貴女をこちらの世界に連れてくることもできないなんて。



病状は進行し、ただ眠るばかりの彼女。
いたずらに過ぎゆく時間。
ある日、眠り続ける彼女が目を覚まし
僕の肩にしがみつき、口を開いた。
あなたに出会えて、私の人生が始まったの。
本当に大好きよ。ありがとう。
どうか、あなたの人生を生きて…
息も絶え絶えにそう告げて、そのまま息を引き取った。
僕は貴女の温もりを感じながら、そっと耳元で囁いた。
「愛している…ずっと、一緒だから」
貴女がそばにいるだけでいい。
心からそう思えるんだ。
僕らはずっと一緒だよ、永遠に。
ヴァンパイアは少女を抱きかかえ、アイスビレッジへと向かうのだった…

♪愛あればこそ (ベルサイユのばらより)
愛、それは甘く
愛、それは強く
愛、それは尊く
愛、それは気高く
愛、愛、愛
あゝ愛あればこそ
生きる喜び
あゝ愛あればこそ
世界は一つ
愛故に人は美し
愛、それは悲しく
愛、それは切なく
愛、それは苦しく
愛、それははかなく
愛、愛、愛
×××年後。
パパーおっはよ~
おはよう。こらっ部屋の中でミルウェイに乗るんじゃないっ
あーい♪ママにも挨拶してくる~

元気ものの娘は、机の上のママに向かって
「おっはよ~」と叫んでいる。
写真に写った彼女は、今日もとびきりの笑顔だ。
ずっと、いっしょだからね。

~ La Fin ~
以上、ナルゾー、なるとの ナルなるコンビでお届けしました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
書いてると、どんどん長文になるので困りました。
無理やり削ったら、こんなベタな展開にw
でも楽しかったです!
自己満足の世界ですなぁ~
途中書いてて、なんかこう こっぱずかしくて
モゾモゾしてました~
確か『ドラえもん』コミックス2巻で
ドラちゃんがのび太の書いたラブレターを読んで
むずむずするぅ~と身悶えていたシーンがあったんですが、
あれに似てますな(笑)
読んでくださって、ありがと。お疲れ様~
すぺしゃるさんくす。
ナルゾーさん。だーくさん。
ああっ石を投げないで~ごめんなさい、ごめんなさい。
撮影よく頑張ったちゅーわけで記念撮影♪
