私の田舎は、夏に成人式をします。
阿波踊りには帰省するだろうとふんでか、徳島らしい。
でも私には成人式の思い出がありません。
当日、何度も家に誘いに来てくれていながら、アホな友人と麻雀三昧でそれどころじゃなかったんです。
人並みの思い出のない過去は、年を経るにしたがい侘しさが胸に沁みてきます。共有できる思い出はいいもんです。麻雀で役満ツモルより大事なものです。
二十歳を迎えた方には、私のような虚しいおっさんにはなってほしくない。どうか、この日を大切にしていただきたいと願います。
成人式から数年後のこと。
友人から、成人式のスピーチを頼まれたことがあります。
おそらく、「青年よ、荒野を目指せ!!」みたいなことを期待してのことだったのでしょう。他の場所でも、その友人の頼みで話したことがありました。
が、新年の二日酔い続きの私に、そんなことは関係ない。
あきらかに人選ミスです。
「虚しさを知れー!」と言って成人式をぶち壊し、以降
二度と呼んではくれません。
思うに二十歳は、純粋がゆえに退廃と理想に揺れ動くもの。
永遠ともいえる時間と空間の中では、人の一生など刹那の出来事。
太宰治流にいえば、茶番劇。
でも、その茶番をどう演じるかが醍醐味となります。
迷いのない人は素晴らしい。理想に向けて突っ走れる。
迷いの多い人もまた素晴らしい。思いやり深い人として尊敬されるでしょう。
二十歳のスタートは、まず自分を信じる事からだと思います。
と、私がLv20になったときに思いました。
MILUでも成人式が必要ですね。
タイミング任せにはなりますが、是非ともこの3連休に卒業した人にはプラチナえび1山くらい配ってあげてほしいもんです。