先日、Macの方で使っていた外付けHDD、RAID1を使ってミラーリングしていた物に障害が報告されて、昨日の朝から今日の朝にかけて、24時間掛けて再構築をしていました。
一応、予備のHDDは1TB買って来たのですが、なぜか全く交換しなくても、元に戻りました。
HDDそのものに原因があった訳ではなく、ひょっとしたら原因は電源かもって所です。
電源が何らかの理由で不安定になったせいで、ドライブへの電力供給が途絶えるなどしてHDDが機能不全になり、RAIDの整合性が破壊されるとか、HDDへの応答がなくなるとかが発生して、RAID障害が発生したのかも知れません。
ぼろさんから一つアドバイスを貰ったのが、もし、ハードウェアRAIDではなくて、ソフトウェアRAIDを組むのであれば(今回の場合もソフトウェアRAIDです)、ドライブの箱自体を別々にして電源に冗長性を持たせたほうがいいよ、との話。
確かにそうかも知れません。
でも、IEEE1394bもとい、FireWire800対応のハードディスクケースって、あんまり売ってなかったりします。
Macで使う場合は、eSATAやUSB3.0は標準では使えないので、FireWire800が最良で、HDD自体のスループットとかから考える限りだと、速度的にFireWire800だと丁度いい、eSATAやUSB3.0は速度のもてあまし、USB2.0だと普通に遅すぎて使い物にならない、って所なのですが、なかなかFireWire800のものが無いのです。
あっちこっちのブログで欲しいとの声が上がっているから、決して需要がないとは思わないのですが、なぜかなかなか見ないです。
むしろ、USB3.0は2.0への互換性もあるので、USB2.0専用の箱の方が今後需要はなくなると思うんですけど、まだまだ結構見かけます^^;
さて、今度はMILUに使っているPCに話は飛ぶのですが、前に一度ここの日記でPCケースを交換した話をしたと思いますが、最近また沸々と、別のケースに浮気したい気分でいっぱいです。
普通は中を何度も入れ替えるとか、中を何度も改造するとかあるけど、ケースは長く使うって人が多い中、ケースにやたら浮気する俺って変なのかな?どうでしょう。
で、今俺がとても浮気しているケースが、ZALMANのGS1000だったりします。
http://www.zalman.com./jpn/product/cases/GS1000.asp
あんまり量販店とかPCパーツ店で見ないケースですが、僕自身が一目惚れしたのが、HDDがホットスワップであること。
ホットスワップというよりかは、ケーブルを差したり抜いたりせずに、HDDをそのままファミコンカセットの様にはめ込めるのが素敵。
僕が使っているMac Proも、そうなっています。
元々マザーボードのSATAコネクタって、ビデオカードの下敷きとかになりやすく、後々いじるのは往々にして面倒くさい事も多いです。
だったらHDDが無くとも、先に配線すればいいじゃんという発想です。
もう一つは、裏配線ができること。
今使っているケース、5インチベイが多くて便利だし、オプションをつければHDDはホットスワップ化できるのですが(既にしている)、裏配線ができないせいで、中で線がひしめきあって大変なことになってます。
正直、中を覗くたびに、うざったい感じです。
もしこのケースに乗り換えるとしたら、設計はこんな感じかな?
まず前提条件として、僕が使っているマザーボードはX58A-UD3Rで、サウスブリッジ(ICH10R)にSATA2が6個。
GIGABYTEの自前のチップにSATA2が2個。
MarvellのチップにSATA3が2個。
他、PATAが1個です。
まず、下のHDDホットスワップベイにオプション基板も組み込み、6個HDD搭載可能な状態にしてから、ICH10RからのSATAケーブルは全てそこに接続。
他のSATAチップ同士ではRAIDなどは組めないので、後々RAIDが組みたい場合を考えて、HDDは全てICH10Rに集めるのがいいでしょう。
で、次にGIGABYTEの自前チップのSATA2ですが、こいつは光学ドライブにつなぎます。
光学ドライブは一番上もしくは上から二番目ぐらいのベイに取り付け。
MarvellのチップはSATA3なので、勿論SSDです。
これは光学ドライブにスリムドライブを採用すれば、1つの5インチベイに重複取り付けも可能です。
スリムドライブの下に、3.5インチベイを無理矢理つけて、5インチベイ1つに強引に取り付けるアダプターが存在します。
重複取り付けをするならば、光学ドライブと一緒に、しないなら上か下から2番目ぐらいのベイに、2.5インチ×2のリムーバブルケースを設置して、それと接続します。
後はUSBメモリカードリーダは、一番下か下から2番目のベイに組み込みます。
更に、時代錯誤ですが、まだ僕のPCにはFDDが付いていますし、マザーボードにもFDDコネクタが付いています。
FDDは、ケーブルが届けばいっそベイの一番上、届かないなら一番下ですね。
FDDケーブル、あんまり長いの流通していないから、届かない率が高いかなー。
1mぐらいあるのがあるといいんだが、見たことがないw
普通のPCはFDDは一番下にくるのが普通ですし、懐かしの富士通FM-TOWNS風にしたいならFDDは一番上です。
中途半端な位置につけるよりは使いやすいでしょう。
さて、光学ドライブの話に戻りますが、光学ドライブが2つ搭載されたPCというのも存在します。
その場合だと、片方はスタンダードサイズの光学ドライブ、もう片方はスリムドライブ(とSSDの重複取り付け)にしないと、前述設計だと入りません。
もし光学ドライブを2つにするなら、上から順に、光学ドライブ、スリム光学ドライブ+SSD×2、メモリカードリーダー、FDD(ケーブルが届けば一番上でもOK)、という順番になるかなー。
無論、追加の光学ドライブも先述のGIGABYTEが追加で自前でつけているSATA2コネクタと接続しておきます。
このケースの場合5インチベイが4つですから、これでいっぱいパーフェクト完成です。
最後にPATAコネクタ? さすがにそんなものは使いませんが、SATA×2に変換する基板も販売されているので、それを経由してこっちに光学ドライブをつけて、先述のSATA2×2のコネクタはeSATA変換してどっかから出すのもまた一手かも知れないけど、これは不毛かなー。
つか、このマザーボードなんでPATAコネクタついてるんだろう??
使い道ないよー><
後は、12センチファンが5個付くので、全部PWM対応ファンと交換して、CPUのPWM信号を分岐してCPUファンとこの5個のファン全部に送信してあげれば、全部のファンが温度にあわせて綺麗に動きます。
ダイヤル式のファンコンは5インチベイを消費するし、ぐるぐる回すのがめんどくさいのでつけませんw
今日もPCの長ったるい話題ばかりで済みませんw