今回のお題
「旅行お土産話」
最近、上海に行きました。
そこには何とも言えない時代の交錯した雰囲気がありました。
昭和の30年代のようなところから、未来都市のような、高層ビルまで、そこには何でもありました。
地下鉄の切符を買えずにうろうろしているおのぼりさんから、アタッシュケースを片手に空港に急ぐビジネスマン。歩道で軒を並べる屋台から、高層ビルの最上階の高級レストランまで。
きょろきょろとあたりを見回しながら歩いているねこ。一転にわかにかきくもり、豪雨となりました。
あわてて小さなビニールテントの下に駆け込むと、大勢の人が同じようにそこに集まってきました。はじめはゆとりのあったテントも間もなくいっぱいになり、立錐の余地もなくなりました。
強風にあおられた大雨がテントのそこかしこから吹き込みます。小さな子供連れのひとたちが何組かいて、あとからテントに入ってきましたが、少しでも子供を冷たい雨から守ろうと、必死で内側に子供を入れようとします。おしくらまんじゅうになりそうだなっと思った時、一人の、高校生くらいの若者が豪雨の中に飛び出していきました。続いて3~4人。同じように雨の中に飛び出していきます。
雨を避ける安住の地を捨てて、困っている家族連れにその場所を譲ったのだとわかりました。
なんか、胸にこみあげてきて、急に中国の人が大好きになりました。
で、なんかねこもマネしたくて、テントの一番外側に移動してびしょ濡れになりました。
(さすがに豪雨の中に飛び出す勇気はなかった。)
上海は、南の地なので、雨も半端ではありません。
上海万博を予定されてる方は、傘のご用意をお忘れなく。…それから着替え。…とほほほ。