ようやく春らしい陽気になった3月30日。
久しぶりの築地に行ってきました。

いつ来ても賑やかな築地市場ですが、春休みってこともあってか、
家族連れもたくさんいて今までにないくらいの大混雑ぶりです。
年季が入った築地の万能マシン、通称「ターレ」。
ミルウェイでターレがあったら作るのに。

まだ朝の10時すぎくらいなのですが、人気の寿司屋には50人くらいの行列が
出来てます。すごいね。でも、僕の目的の店は、その隣にあります。
中に入ると、先客が1名だけ。隣の喧騒がウソみたいに、落ち着いた雰囲気。
繁盛してないんじゃないんです。ここは、市場で働く人たちが来る店。
だから、ここのいちばん忙しいのは、朝の6~7時くらいなんです。
寿司とか天ぷらとか、派手な料理を提供するわけじゃないから、観光客は
ほとんど入ってこない。僕には、非常に理想的なのであります^^
イスに座ると、給仕のお兄ちゃんが「さっ!」とスポーツ紙を渡してくれる。
お茶を入れようとするのを制して「ビール、サッポロ、大瓶」って伝える。
朝の10時すぎですがw
で、肴はというと。
まずは、これ。

僕の定番、イカ料理です。
寒い季節はヤリイカが美味しい。更にこの時期は、たっぷりと卵を抱えているので、
煮付けにしてもらいました。
「これもどうぞ」って、小皿で出してくれたのをみたら、イカの口(からすとんび)
に塩をして、さっと炙ったものだった。
小さな小さな1品だけど、心遣いが嬉しい(^ー^)
それから、

これも定番、青柳の「ぬた」です。
春になると、貝類の味が格段に良くなります。
と、言うわけで。

アサリの酒蒸し。
大ぶりのアサリは身がぷくっと膨らんでいて、すごく甘味があります。
スープも旨みがしっかり出ていて、しょっぱ過ぎず、絶妙の味付け。
ここまでで、日本酒のぬる燗が3合、空になっています。うひひ。
最後に茶碗1杯のごはん(このごはんが、また美味い!)をもらい、煮付けのたれを
掛けて、酒蒸しのスープをすすりながら食べる。
そしてお勘定。3000円台。
市場で働く人たちが、毎日豪勢な寿司を摘んでるわけじゃないからね。
安くて、プロが認める味を提供してくれるのが、この店なんです。
食べたことはないけど、ラーメンとかチャーハンもあります。きっと美味いだろうな。
まだお昼前。いい気分で、市場をぶらぶら。
すっかり観光地なので、おみやげも多彩です。


外人さんに人気なんだろうなぁ。鮪Tシャツを着る勇気は、僕にはない^^;

波除さん(波除稲荷神社)。
場外に出て、いつも行くまぐろ屋さんで刺身を買い、テリー伊藤のお兄さんの玉子屋
で厚焼き玉子を。
試食で美味しかったホタテの佃煮も買って、市場を後にしました。
ずっと話し合いが行なわれていた、築地市場の移転問題。
僕が出掛けた前日、29日に大きな動きがありました。都議会で賛成多数、予算が成立。
土壌汚染で問題になってた、豊洲への移転が事実上決定しました。
本来の市場である「場内市場」と、その周辺に店が立ち並ぶ「場外市場」。
今までいっしょに発展して、盛り上がってきたこの2つが、分断されることになります。
行きつけの女将さんは「まだ分かりませんよ!!」って言ってたけど。。。。。
2014年に、移転する予定らしい。しないで欲しいけど。。。。。
それまで、なるべくちょこちょこと通いたいと思います(^ー^)