えー、こっそり日帰り旅行に行ってました。
超低予算に付き高速バスで往復という実に力技な旅行だったのですが、
慣れたものなので多少の事は意に介さず。
それなりに快適な旅行・・・のはずでした。
行きは若干渋滞に巻き込まれたものの、
許容範囲内の遅れに収まり無問題。
現地は自分の庭みたいなものなのでさくさくと予定消化、
帰りの時間まで2時間の余裕ができてしまいました。
ここまでは良かったんですよ。
帰りのバスがのっけから渋滞に捕まり、
中間地点で既に1時間以上の遅れです。
その先には万年渋滞で悪名高いポイントがあり、
このままではとんでもない悲劇が・・・
というのもですよ。
到着地より電車に乗って自宅最寄り駅に戻るのですが、
到着時間によってはその終電を逃しかねない事態に陥る可能性が発生したのです。
もちろん過去の経験より渋滞による遅れを考慮して、
終電の時間から約2時間前に到着するはずのバスを予約しましたよ。
ところが今回はその2時間のリミットを越えそうな悪寒。
そして結果。
ええ、間に合いませんでした。
ホームまで全力疾走したものの、終電のお尻を見送る事になりましたとさ。
となると選択肢は、
1:諦めてその場で野宿もしくはネカフェかホテルで休む。
2:途中まで行けるその日の最終電車に乗って極力自宅に近付く。
結局後者を選んで極力近付いたのですが、問題はその後。
どこかに泊まるか、そこからタクシーで戻るか、歩いて帰るか、ですよ。
携帯で調べて自宅まで約15km、歩けない距離ではない。
しかしその時点で午前1時、道は9割以上歩道も照明もない山道を2時間半も歩けるか?
で、結局歩きましたとさ。
元々旅行先で歩く事が確定してたのでそれ用の装備だったのが幸いでした。
まかり間違ってヒールなんぞ履いてたら確実に終わってましたよ。
もー真っ暗で寂しいわ、途中有名な廃墟のすぐ脇を歩くわ、
その廃墟から見えちゃいけないものがこちらを覗いていそうだわ、
そりゃもう散々でしたねぇ。
最後のほうは軽い脱水症状を起こしつつ、何とか帰宅しましたよ。
水分補給しようにも自宅近くまでコンビニどころか自販機一つ存在せず、
冗談抜きに行き倒れの4文字が頭をよぎりましたよ。
で、今日はまる一日眠気で死にそうになってました。
全身の筋肉が若干強張ってるものの筋肉痛も軽度で済んだのはラッキー。
次回からは3時間余裕をみようと心に誓ったのでした。
今回のタイトルは仮面ライダーBlackの定番台詞より。
怪しい事が起こると取り敢えず何でも悪の秘密結社ゴルゴムの仕業になり、
その強引な推理がことごとく的中するという実に昭和なテイストが痺れるのです。
バスが渋滞に巻き込まれたのはゴルゴムのせいなんだーーーーーーーー