素早く濡れた衣類を着替えた俺は高度を下げることに集中する
時間的な余裕はあまりない
あまり急ぐと、いい事は無いのだが
今日はそれを無視しなければならない
心配事も、実はまだ残っていたし・・・
さあ降下する
そんな事を考えていても、時間は待ってくれない
足を使いすぎないように配慮しつつ急ぐ
そこそこの時間に達していたので
人ともよくすれ違うようになっていた
高度を下げるにしたがって
俺の中にあった、小さな不安が次第に大きく成ってきた
それまでは何とか意識せずに居たのだが
もうそれは難しい状況になっていた
足は何とか持ちそうだ・・・
が・・・決断を下さなければならない厳しい状況に
追い込まれていた
高度を戻して様子を見るか
休憩所に戻るか・・・
なんとか下山するか・・・
難しい判断だ
時間的に足を止めることはできない
選択肢はどこにも無い・・・
いや・・諦めてはいけない
足はまだ動くのだ
そうだ!昨日の新しいルートを使おう
幸い分岐点まではまだある
先を急ぐ
やはりさらに続く。。。