いらっしゃいませ
薄いベビーピンクの照明があやしくゆらめく店内。
呼び込みのギャル男くんが「どうぞ」と照明の向こうへ手を向ける。
席に着いて、おしぼり、灰皿。
「よろしくお願いしまぁす」
隣に来たのはショートツインテールの女の子。
眉まで隠れた前髪。くっきりとしたアイライン。
しょこたんに似ているかもしれない。
18歳くらいだろうか。
水割りを頼むと彼女は笑顔でうなずいて
まるで演舞のような所作でグラスを操った。
「どこかお店寄ってきたの?」グラスを置いて、彼女は切り出した。
「一件飲んできて、その後呼び込みに引っかかってね」
彼女は興味なさそうな表情で笑った「そなんだ」
呼び込みのギャル男くんに向けて乾杯をあげた後、
他愛もない話をはじめる。ようやく涼しくなってきたね云々。
彼女はやはり18歳だという。
何を話題にしたらいいのかわからない。
ふとテーブルに置かれた彼女の携帯電話を見てオレは声をあげた。
「その待ち受け画像・・・」

彼女は携帯を持ち上げた「かわいいでしょ?」
「トラさんスーツじゃん!!」
「ええっどうしてわかるの~~」
「MILUやってるからね」
「マジマジ!?」
まどろんだ空気から一転して盛り上がる二人。
彼女は彼氏と一緒にMILUをはじめたが、
彼と別れた後も自分だけハマり続けていると明かした。
「まさかMILUをやっている人と会うなんて・・・興奮して喉渇いちゃった」
彼女は大げさに喉のあたりをさすった「飲み物頼んで、イイ?」
うなずくと彼女はオレの腕に絡みついてお礼を言った――
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・・・以上、例によって妄想でお届けw