たぶん、ぼくは秋が好きです。
でも秋を感じる余裕がない。
ちっぽけな許容力のせいか?失われつつある季節感のせいなのか?
文化祭・体育祭からも遠く離れ、着る服とてTシャツからいきなりドカジャンを羽織るような男です。
小さな秋を見つけるよすががないのです。
夏は過ぎ行く
さりとて秋も逃げ行くが最近の私です。
日本は世界にも類を見ないほど自然に恵まれた国なのに、もったいないことです。
さすがに秋も深まると、ようやっと短い秋を楽しみます。
近所にはプラタナスの綺麗な公園があり、落ち葉を拾い集めては窓に飾っています。
秋の深まりとともに、秋風が身を引き締めてくれます。
私が何より秋を感じるとき。
秋風に身を振り返り、「あかん、あかん。このままじゃあかん」とわが身を反省するとき。
極楽とんぼの私にも大きな効果があるみたい。
やさしく白き手をのべて
林檎をわれに与えしは
薄くれないの秋の実に
人こひ染めし初めなり
受験を控えた学生さん。
いい思い出を作ってほしいなぁ。
秋はそういう季節ですね。